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【2025年5月 最新版】7年間ほぼ毎日『VRChat』を遊んでいる私が教える!本当に快適なPCスペックと選び方!

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桜乃こはく

こんにちは!桜乃こはくです!

VRChatをやってみたいけど、「VRゲームは初めてで、どのくらいのスペックのPCを用意すればいいのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、VRChatは遊び方によって必要なPCスペックが大きく変わります!

VRヘッドセットを使わない「デスクトップモード」なら、比較的低スペックのPCでも快適に動作しますが、Quest 3などを使う「VRモード」では、より臨場感のある体験を楽しむために、ハイスペックなPCが必要になります。

そこでこの記事では、「デスクトップモード」と「VRモード」それぞれで快適に遊べるPCスペックについてご紹介します!

私が使用しているメインPC
桜乃こはく

現在のPCスペックはこんな感じ!

  • CPU:Ryzen 7 9800X3D(8コア16スレッド)
  • GPU:RTX 5070 Ti(VRAM 16GB)
  • メモリ:64GB(32GB×2)
  • マザーボード:B650-PRO
  • ストレージ:2TB SSD + 4TB SSD(VRChat写真保存用)
  • 電源:1250W GOLD
  • OS:Windows 11
  • 使用しているHMD:Meta Quest 3 + Virtual Desktop

使用感と所感

インスタンス人数平均FPS目安
10〜20人約45fps前後
40人約30fps
60人約15fps

CPUはゲーミング最強と言われる「Ryzen 7 9800X3D」、グラボはミドル帯の「RTX5070 Ti」です。

40人程のインスタンスであれば、アバターの表示制限をかけなくても快適で普段使いには全く問題なし。

60人を超える大規模イベントでも、制限を掛ければガクガクになって落ちるということもありません。

在庫が整い次第、RTX 5090への買い替えも検討中です!

「桜乃こはく」について

VRネーム:桜乃こはく

  • VRブロガー
  • VRChat歴 約7年
  • これまでにVR機材やVR用パソコンに総額300万円以上を散財する

私がVRChatを始めたのは2018年6月頃。当時、VRゲームといえば「コアな人向けの最先端ジャンル」という印象が強く、VRChatに関する情報もネット上にはほとんどありませんでした。

そんな状況を見て、「せっかくなら自分の経験を残しておこう!」と思い、まずはPC選びの備忘録として記事を書き始めました。そこから「じゃあ、いろんなスペックのPCでVRChatを試したら面白いのでは?」と興味が広がり、気づけば様々な環境での動作検証をするように。

結果として、PCやVR機材にかけた金額は合計300万円超え……自分でも引くレベルの散財っぷりですが、せっかく試したからには、その経験を活かしてこれからVRChatを始める人に役立つ情報を届けられたらと思っています!

桜乃こはく

この記事は、私の300万円の犠牲の上に成り立っているのだ…!!😇

この記事の内容は、筆者の経験や見解をもとにまとめたものであり、VRChat公式の推奨スペックではありません。あくまでPC選びの参考として読んでいただけると嬉しいです!

必要PCスペックの早見表

black flat screen computer monitor on white wooden desk

個人的に推奨するPCスペック

デスクトップモード
(約30人程の中規模)
VRモード
(約30人程の中規模)
VRモード
(大型イベント、集会参加)
CPUIntel Core i5-12600~
AMD Ryzen 5 5600~
Intel Core i5-12600~
AMD Ryzen 5 5600~
Intel Core i7-13700F〜
AMD Ryzen 7 7700〜
AMD Ryzen 7 9800X3D など
メモリ16 GB~32 GB~64 GB~
グラボGTX 1660 Ti
RTX 2060 〜
RTX 3060(12GB版)
RTX 3080(12GB版)
RTX 3080 Ti(12GB)
RTX 4060 Ti(16GB版)
RTX 4070 Super(12GB)
RTX 5070(12GB)
RTX 5060 Ti(16GB)
RTX 3090(24GB)
RTX 4070 Ti Super(16GB)
RTX 4080 Super(16GB)
RTX 4090(24GB)
RTX 5070 Ti(16GB)
RTX 5080(16GB)
RTX 5090(32GB)

VRChatをプレイするうえで特に重要なのは、『CPU』『メモリ』『グラボ』の3つ。このスペック次第で快適さが大きく変わります!

また、PCへの負荷は「デスクトップモード」よりも「VRモード」のほうが高くなるため、まずは自分がどちらのスタイルで遊ぶのかを考え、それに合ったPCを選ぶことが大切です!

桜乃こはく

「デスクトップモード」よりも「VRモード」の方が、必要となるPCスペックが上がります!

VRヘッドセットを持っていなくても遊べる『デスクトップモード』

VRChatには、VRヘッドセットがなくても遊べる『デスクトップモード』が用意されており、手元にPCがあれば気軽に始められます!

「デスクトップモード」は、「VRモード」と比べて必要なPCスペックが低めなので、通常のゲームのようにモニターでプレイしたい方や、VR機器を揃えるのが難しい方でも手軽にプレイできます。

「とりあえず、VRChatに触れてみたい!」という方は、まずはデスクトップモードでログインしてみるのがおすすめです!

桜乃こはく

VRChatは無料なので、手軽にインストールしてすぐに始められるのが嬉しいですよね♪

デスクトップモードで要求されるスペック

CPUIntel Core i5-12600~
AMD Ryzen 5 5600~
メモリ16 GB~
グラボGTX 1660 Ti、RTX 2060~

※約30人程度のインスタンスを想定した場合

ここからは、具体的にデスクトップモードで必要となるPCスペックについて見ていきましょう。

先ほども触れたように、「デスクトップモード」は「VRモード」と比べてグラフィック性能の要求が低めなので、人数が少ない場所であれば数年前のゲーミングノートPCでも、意外と快適に動作することが多いです。

参考までに、私が以前に使っていた結構古めのノートPC「Ryzen 5 2600」「GTX 1650 Super」では、20人程のインスタンスであれば、たまに処理落ちする程度でそれなりに遊べました。

ただし、大人数が集まるワールドやイベントに行きたいなら、最新のCPUやグラボを搭載したPCを選ぶ必要があります。

桜乃こはく

人数が少ない、負荷が低いワールドであれば低スペでも大丈夫。
人が多い場所で遊びたいなら最新の「Intel i5 シリーズ」「AMD Ryzen 5 シリーズ」くらいの性能はほしいですね!

どうして「VRChat」はこんなに要求スペックが高いの?

プラットフォーム側で『最適化』ができないから!

VRChatはユーザーが自由にアバターやワールドをアップロードできる分、ゲーム側で統一した最適化ができません。

例えば、4Kテクスチャや重いパーティクル、複雑なギミックのワールドなど、人によって作り込みがバラバラです。

そのすべてを自分のPCで処理する必要があるため、必然的に要求スペックが高くなり、「VRChatは重い」と言われる原因になっています。

アバターと一体化することで得られる高い没入感『VRモード』

VRモードでは、「Meta Quest」や「Valve INDEX」といったVRヘッドセットを使うことで、手足や頭を自由に動かして、アバターと完全に同期した動きを楽しめます。

さらに、VIVEトラッカーUni-motionHaritoraXといった追加トラッキングデバイスを使えば、全身の動きを反映できるフルボディトラッキングも可能になります。

これを活用すれば、ダンスワールドで思いっきり体を動かしたり、Vtuberのように動きのある配信活動をしたり、ゲームワールドで全身を使ったアクションを楽しんだりと、より自由な遊び方ができるようになります。

また、沼にどっぷり浸かっているユーザーでは「VR睡眠」をする人もいて、VR内で誰かと一緒に寝たり、まるで現実の延長のように過ごすことも…。

こうした、VRならではの体験ができるのも、VRモードの大きな魅力ですね!

フルトラを使った動きやデバイスの紹介記事は、こちらから見てみてね!

VRモードで要求されるスペック

○約30人程度の中規模インスタンスでの推奨スペック

CPUIntel Core i5-12600~
AMD Ryzen 5 5600~
メモリ32GB 以上
グラボRTX 3060(12GB版)
RTX 3080(12GB版)
RTX 3080 Ti(12GB)
RTX 4060 Ti(16GB版)
RTX 4070 Super(12GB)
RTX 5060 Ti(16GB)
RTX 5070(12GB)

◎大型イベント、集会参加の推奨スペック

CPUIntel Core i7-13700F〜
AMD Ryzen 7 7700〜
AMD Ryzen 7 7800X3D
AMD Ryzen 7 9800X3D など
メモリ64GB 以上
グラボRTX 3090(24GB)
RTX 4070 Ti Super(16GB)
RTX 4080 Super(16GB)
RTX 4090(24GB)
RTX 5070 Ti(16GB)
RTX 5080(16GB)
RTX 5090(32GB)

VRモードでは、高解像度の映像をヘッドセットに映し出したり、トラッキング処理をリアルタイムで行う必要があるため、自然とPCの要求スペックも上がってきます。

上の表を参考に、自分の環境や予算に合わせて、どのレベルのスペックが合っているか検討してみましょう。

とはいえ、高スペックに越したことはないものの、無限にお金を掛けられないのも事実です。

「どこを妥協して、どこを妥協しないのか。」

それを探ることも、PC選びでは重要なポイントです。

桜乃こはく

VRChatは、お金を掛ければ掛けるほど快適になるソシャゲのガチャのようなものなので、どこかで見切りを付けて「妥協」することも、実はとっても大事なのです…!

VRモードにおすすめのCPUは?

まずは、CPUについてです。

ワールド内の人数が少ない場合はそこまで神経質になる必要はありませんが、大人数が集まるワールドやハイクオリティなワールドで遊ぶ際には、快適性やfpsに直結する重要なパーツです。

例えば、30人以上の人が集まるワールドやイベントに参加したい場合、以下のようなCPUを選んでおくと安心です。

CPUで迷ったらこれを選んでおけばOK!
  • Intel Core i7-13700 ~
  • AMD Ryzen 7 7700 ~
  • AMD Ryzen 7 7800X3D
  • AMD Ryzen 7 9800X3D など

インテルなら「Core i7-13700F」、AMDなら「Ryzen 7 7700」あたりの上位モデルがおすすめ。基本的に最新世代か一つ前の世代を選んでおけば、体感できるほどの大きな差はほとんどなく、快適にVRChatを楽しめます。

また、VRChatに慣れてくると、Unityでアバターやワールドを編集しながらVRChatを起動したり、イベントを録画 or 配信しながら遊んだりと、マルチタスクを要求される場面も増えていきます。

将来性を見越す意味でも、「Core i7」や「Ryzen 7」といった、コア数の多いCPUを選んでおくといいでしょう。

また、AMDにはRyzen 7 9800X3Dといった、語尾に『X3D』がついたモデルが販売されており、『3D V-Cache』という大容量キャッシュ技術を搭載していて、特にVRChatのような重量級の3Dゲームのfpsを上げるのに効果的なCPUも存在します。

これらのゲーミングに特化したCPUも大変人気で、少し値は張りますがフレームレートを上げるのには非常に効果的なCPUとなっています!

桜乃こはく

実は狙い目なのが、前モデルの「Ryzen 7 7800X3D」

最新モデルからベンチスコアが10%程度変わるだけで、価格が3万円ほど安いコスパ最強モデルです…!

VRモードに最適なメモリ容量は?

close up photo of hyperx ram

VRChatを快適に遊ぶなら、メモリは32GB以上がおすすめです!

一般的なPCゲームであれば「16GB」もあれば特に不自由なく遊べると思いますが、VRChatのイベントや集会などの大人数ワールドでは、システム全体でメモリ使用量が20GB以上になることも珍しくなく、16GBでは処理落ちすることが多いです…。

ある程度の人数が集まるワールドでも快適に遊びたいなら、最低でも「32GB」は積んでおきましょう

また、最近では、”UDON”と呼ばれる高度なスクリプトが組み込まれたワールドや、複雑なギミックを搭載したアバターが増え、全体的にメモリ使用量が増加しています。

少し前までは「家庭用PCに64GBメモリなんて必要ない」「自己満足の世界」と言われることもありましたが、VRChatに関してはむしろ実感できるレベルで効果が出ます。

同時にVtuberのような配信活動や動画編集もやりたいという場合なら、余裕をみてメモリ64GBを積むのもおすすめです!(私は64GB 積んでいます!)

桜乃こはく

VRChatを起動しながらUnityを立ち上げているだけで、メモリ使用量が30GBを超えることも珍しくありません。

他にも、常駐ソフトなども考慮するならメモリ容量は妥協せずに選ぶことが重要です!

VRモードに最適なグラボ(GPU)の選び方

black and silver car wheel

VRChatでは、グラボの選び方が少し特殊です。

単純なグラフィック性能だけでなく、ビデオメモリ(VRAM)の容量が非常に重要になります!

人数が少ないシーンであれば何も問題ないのですが、10人,20人と少しずつ人が増えるにつれてVRAMが圧迫されてゆき、メモリ許容量を超えた時点でfpsが一気に落ちて画面がガクガクになる…という症状が出てきます。

例えば、「RTX 3070(8GB)」と「RTX 3060(12GB)」を比較した場合、上位の「RTX 3070(8GB)」よりも、VRAM容量が多い「RTX 3060(12GB)」のほうが、人の多いシーンではfpsが安定して出ます。

グラボを選ぶ際にはグラフィック性能だけでなく、搭載されているVRAMの容量もしっかりとチェックすることが重要です。

グラボを選ぶ上での目安
① 必要最低限、少人数のみ。GTX 1660 Ti~(揺れものOFF・低画質推奨)
② 10〜20人程度で軽く遊びたい。RTX 3060(8GB版)
RTX 3060 Ti(8GB)
RTX 3070(8GB)
RTX 3070 Ti(8GB)
RTX 4060(8GB)
RTX 4060 Ti(8GB版)
③30人程度でもしっかりと遊びたい。RTX 3060(12GB版)
RTX 3080(12GB版)
RTX 3080 Ti(12GB)
RTX 4060 Ti(16GB版)
RTX 4070 Super(12GB)
RTX 5060 Ti(16GB)【オススメ!】
RTX 5070(12GB)
大型イベント、集会参加でも快適に遊びたい。RTX 3090(24GB)
RTX 4070 Ti Super(16GB)
RTX 4080 Super(16GB)
RTX 4090(24GB)
★RTX 5070 Ti(16GB)【オススメ!】
RTX 5080(16GB)
RTX 5090(32GB)

今から新しくグラボを購入しようと考えているなら、「RTX 5060 Ti(16GB)」「RTX 5070 Ti(16GB)」が、性能と価格のバランスが良くおすすめです!

なかでも「RTX 5060 Ti」は、16GBの大容量VRAMを備えつつ、価格はなんと10万円以下という超コスパ重視モデル。

30人前後のインスタンスならサクサク動いてくれて、さらに人数が多いインスタンスなら「RTX 5070(12GB)」のようなVRAM少なめの上位モデルよりも、安定したfpsを出してくれるという、VRChat用のグラボとしてはチート級の性能を持っています!

「RTX 5060 Ti」には、VRAMが「16GB」と「8GB」の2種類が販売されているので、購入時に間違えないようにしましょう!

大規模イベントへの参加や、人数制限をせずにどんなインスタンスでも快適にVRChatを楽しみたいという方は、より上位モデルの「RTX 5080(16GB)」「RTX 5090(32GB)」といったハイエンドグラボも視野に入ってきます。

このあたりは性能もVRAMも文句なしのモンスタースペックですが、グラボ単体でお値段が25〜50万円ほどと、なかなかの出費になるので…、そのあたりはお財布としっかり相談しながらといった感じですね。

なお、今回紹介した内容は、セーフティ制限(アバター表示制限など)をかけずにプレイすることを想定したものなので、そこまでハイスペックなPCを用意できなくても

  • 表示するアバターの数を減らす
  • ヘッドセットの解像度を下げる

といった設定調整で、重めのワールドや大人数が集まるインスタンスでも意外と快適に遊べます。

とはいえ、絶対にアバターの表示制限は掛けたくないという方もいると思うので、このあたりは自分のプレイスタイルや予算に合わせて、用途に合ったグラボを選んでみてくださいね!

VRAMが「8GB」以下のグラボは、VRChat用としてはおすすめできません。

30人未満のワールドでもフレームレート低下やフリーズの原因になりやすく、最近の高負荷なワールドやアバターには対応しきれないことが多いです。

ある程度快適に遊びたいなら、最低でもVRAM 12GB以上のグラボを選びましょう!

AMD Radeon シリーズはコスパは良いけど、注意点アリ!

PCのグラボといえば、NVIDIAの「GeForce」が主流ですが、他にもAMDの「Radeon」という選択肢もあります。

例えば、「Radeon RX9070 XT(16GB)」などは豊富なVRAMに加えてコストパフォーマンスが非常によく、GeForceと比べて価格が安いのが魅力です。

しかし、VRChatで使用する際には気を付けなければならない点も多いです。

VRChatは基本的にGeForce向けに最適化されているため、Radeonだと以下のような問題が発生することがあります。

例えば…
  • 特定のシェーダーで、本来の見え方にならないことがある。
  • ワールド制作ソフト「Bakery」など、一部のツールが正常に動作しない。
  • 「MeganeX シリーズなど、一部のVRヘッドセットが使用不可。

こうした制約があるため、リスクヘッジという面でも最初はGeForceのグラボを選んだほうが無難でしょう。

Radeonを選ぶ際にはこれらの問題を理解したうえで、万が一のトラブルにも自己解決ができる知識のある方が、次点の候補として選ぶ分にはアリだと思います。

ただ、PCにあまり詳しくない方や安定した動作を求める方には、無難に「GeForce」のグラボをオススメしていますので、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自分の用途に合ったものを選びましょう。

桜乃こはく

VRChatに関係するソフトやデバイスとの親和性という面で考えるなら、個人的には「NVIDIA GeForce」を選ぶのが無難かなと思います!

VRChatを始めるなら「BTOパソコン」がおすすめ!

VRChatをプレイするためのPCを選ぶ際、よくある選択肢は以下の3つです。

  • 自作PC
  • 家電量販店の既製品
  • BTOパソコン(カスタマイズ可能な完成品PC)

この中で、これからVRChatを始めたいと考えている方に一番おすすめなのが「BTOパソコン」です。

自作PCは、自分でパーツを選んで組み立てる楽しさがありますが、パーツの知識やトラブル対応が必要なので、初心者には少し難しいところがあります。

一方、家電量販店で売られているパソコンは、すぐに使える手軽さがあるものの、価格が割高だったり、最初からいらないソフトがたくさん入っていたりと、コスパはあまり良くありません。

そこで、VRChat初心者にぴったりなのが、専門ショップで販売されている「BTOパソコン」です。

これは最初から組み立て済みの完成品PCですが、注文時にCPUやメモリ、ストレージなどを自由にカスタマイズできるのが特徴で、VRChatに特化した最適なPC構成を選ぶことができます。

さらに、不要なソフトも入っていないため動作も軽快で、家電量販店の既製品と比べて価格が抑えられていることが多く、コスパもかなり良いです。

VRChatでは、PC本体以外にもVRヘッドセットや周辺機器に出費がかかることが多いため、無駄のない構成で必要な性能をしっかり確保できるBTOパソコンは、まさに理想的と言えますね!

桜乃こはく

製品保証やアフターサポートの面でも手堅いサポートを受けることができるため、長期間PCを使いたいという方にとっても安心して利用できるのも強みです!

個人的にオススメなのが『マウスコンピュータ』のBTOパソコン!

BTOパソコンを選ぶなら、国内生産のBTOメーカーとして有名な「マウスコンピュータ」のPCがおすすめです!

マウスコンピュータは、生産工場が長野県、修理工場が埼玉県、コールセンターが沖縄県と、すべて国内で対応しているため、パーツ品質が安定しており、アフターサポートもしっかりしているのが特徴です。

さらに、マウスコンピューターは他社BTOと比べても標準装備がかなり豪華!

例えば、240mmの簡易水冷クーラーWi-Fi&Bluetooth機能が標準搭載されているモデルが多いことに加えて、3年間の製品保証が無料で付属しているのも、長く安心して使いたい人には嬉しいポイントです!

特に3年間の製品保証は、他社のBTOショップでは3万~5万円の追加オプションとして扱われていることが多く、PC購入時の実質価格を考えると、かなりお得になっています!

他にも、分割手数料も36回まで無料だったりと、「すぐにPCが必要だけど、一括での購入が厳しい…」という方でも、負担を抑えつつすぐに手に入れることができるのもありがたいですね!

コスパ最強すぎる!
まずチェックしてみてほしいモデルがこれ!

コスパ最強なら間違いなくこのモデル!

まずチェックしてみてほしい、個人的にコスパ最強モデルなのが
「Ryzen 7 7800X3D」+「GeForce RTX 5060 Ti」 を組み合わせたこの構成!

CPUには、この記事でもオススメしているゲーミング特化の人気CPU「Ryzen 7 7800X3D」を採用しており、大容量のL3キャッシュによって、VRChatのようなキャッシュを大量に消費するタイトルでも高いフレームレートを叩き出してくれます!

また、グラボにはVRAM 16GBの「RTX 5060 Ti」を搭載。
コストを抑えつつ、人数の多いシーンでは上位モデルのRTX 5070に引けを取らない性能を発揮してくれる、まさに“チート級”のバランスモデルです!

特にVRChatでは、アバターの表示数や重いワールドなどでVRAM容量がかなり重要で、
この構成は、常用でよくある30人前後のインスタンスなら表示制限なしでも快適に動作し、
人数が多いシーンでも処理落ちしにくいのが大きな魅力です。

大規模イベントなどに参加する際も、アバターの表示制限を少し調整するだけで十分快適に遊べるので、「初期コストは抑えたいけど妥協したくない!」という人にとっては、かなり良い選択肢になります!✨

ちなみに、+10,000円で人気のホワイトモデルもあります!

ホワイトモデル
桜乃こはく

しかも、これに「240mm水冷クーラー」+「3年間の製品保証」まで付いてきます!

まじでコスパ化け物モデルなので、まずはこのモデルから本格的にVRChatを遊んでみるといいかも!

ただし、メモリだけは32GBに増強することを忘れないでね!

妥協はしたくない!
VRChatもクリエイティブな作業も全部やりたいならコレ!

価格と性能のバランスが最高の最新モデル!

スペックを妥協したくない!という方におすすめなのが
「Ryzen 7 9800X3D」 × 「RTX 5070 Ti」を組み合わせたこちらの構成です。

CPUには、この記事でも一番オススメしているゲーミング特化の大人気CPU「Ryzen 7 9800X3D」を採用。大容量のL3キャッシュによって、VRChatのようなキャッシュを馬鹿食いするタイトルでも高いフレームレートを叩き出してくれます…!

グラボには、こちらも当記事でオススメしている16GBのVRAM搭載した「RTX 5070 Ti」を採用しており、40人前後のインスタンスでも表示制限なしでサクサク動く快適さが魅力です!

私もこのモデルとほぼ同じ構成のPCをメインで使っていますが、以前使っていたフラッグシップモデル「RTX 3090」より動作が軽快だと感じるくらい、いい意味で驚かされました!

Unityや動画編集ソフトもスムーズに動くので、アバター改変・ワールド制作・配信活動など、
クリエイティブな用途でもしっかり応えてくれる頼れる相棒といった感じですね…!

もちろん、「240mm水冷クーラー」「3年間の製品保証」も標準で付いてくるため、VRChatだけでなく重めの3Dゲームや制作系ツールも快適に動かしたい方には間違いなくハマる構成だと思います!

「性能も安定感も妥協したくない」そんな方に、自信を持っておすすめできる一台です!

桜乃こはく

私のメインPCも、ほぼこの構成と同じです!(メモリは64GB)
人数が多いワールドでもとても快適に動いてくれるので、普段使いには文句なしのスペックだと思います◎

VRChat用のPC選びについてのQ&A

ストレージ容量はどのくらいがいいの?

とりあえず、メインストレージは「512GB」あればOK!

VRChatや一般的なPC作業であれば、512GBのSSDがあれば十分動作します。

ただし、OSや他のアプリケーションをインストールしていくと、意外とすぐに容量が圧迫されることも…。

特に、VRChatでアバター改変やワールド制作をする方、動画編集などのクリエイティブな活動をする方は、サブストレージとして大容量のSSDやHDDを追加するのがおすすめです!

メモリは16GBで足りる?

32GB以上に増設することを強くおすすめします!

記事内でも触れましたが、VRChatでは大人数のワールドにいるだけでメモリ使用量が一気に増加します。

16GBではパフォーマンスが低下しやすく、フレームレートの低下や処理落ちが発生する可能性が高いため、PC購入時にカスタマイズ項目から32GB以上に増設することを強く推奨します!

また、ワールド制作・動画配信・動画編集などのクリエイティブな作業をする方は、さらにメモリを消費するため、64GBも要検討です!

特に、VRChatを起動しながらUnityや動画編集ソフトを並行して動かす場合は、メモリ不足になりやすいので、余裕を持ったスペックを選ぶのがベストです。

VRで使用している現在のメインPC

最後に、私が実際にVRChatで使用している(していた)PCを載せておきます!
BTOパソコンを注文する際や、自作PCを組む際の参考にしてみてください。

CPU:AMD Ryzen 9 7900X3D
メモリ:DDR5 64GB
グラフィック:GeForce RTX 5070 Ti

現在のメインPCです!

CPUはL3キャッシュの多い『AMD Ryzen 9 7900X3D』、メモリ64GB、グラボはVRAMの多い『GeForce RTX 5070 Ti』を搭載しているため、かなり快適です。

Meta Quest3(解像度100%)使用時でソロワールドで90fps , 10人程度で50fps、20人程度で35fpsくらい。30人を超えてきても25fpsは出ています。

これだけ動けばそこまで処理落ちに悩まされることもないので、ヘッドセットの解像度も下げずともストレス無く動作します!

以前に使用していた自作PC

–自作PC–
CPU:Ryzen7 5800X
メモリ:DDR4 32GB
グラフィック:RTX3070 8GB

前に使用していた自作PCです。

“Ryzen 7 5800X”と”RTX 3070″を搭載してビジュアルも格好いいのですが、VRC用としては思ったよりもfpsが出ませんでした。

一番ネック…というか明らかに失敗したのが「RTX 3070」を選んでしまったことで、VRAMの少なさが仇となり、20人を超えた辺りから”RTX 2070″も”RTX 3070″も大差ない重さになります。

VALVE INDEX使用時でソロワールドで120fps , 10人程度で40fps、20人程度で20fpsくらいでした。30人を超えてくるとほぼ12fps固定です。

やはり、VRAM 8GBがボトルネックとなり、RTX 3070本来のスペックが生かされていないようです。

VRChatに限って言えば、RTX3060(12GB版)を買ったほうが恩恵は大きかったのかなと思います。

▶こはろぐ一押しのアイテム

急速充電モジュール付きリンクケーブル

Quest 3 / 3S対応の充電端子付きリンクケーブル!
ケーブルの中間に給電用の急速充電モジュールが付いており、18W以上に対応した充電器と充電用ケーブルを接続することで、バッテリー残量を気にすることなくPCVRを実質無制限にプレイできるようになっています!

BOBOVR E3 Pro

Quest 3 / 3S用バッテリー搭載ヘッドストラップ!
軽量化で装着感もよく、Quest 3Sユーザーには嬉しいイヤホンジャックも搭載!
10,000mAhの大容量バッテリーを内蔵し、ホットスワップにも対応!
バッテリーを2個用意すれば、実質無限にワイヤレスPCVRを楽しめるという優れものです!

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