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【2023年9月版】VRC歴5年の私がオススメする『VRChat』を快適に遊ぶ為のPCスペック!

桜乃こはく

こんにちは!VRブロガーの桜乃こはくです!

VRChatに興味はあるけど、VRゲーム自体を遊ぶのが初めてでどの程度のスペックのPCを買えばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

最初に言ってしまうと、VRChatは遊び方次第で必要とされるPCスペックがかなり変わってきます。

『デスクトップモード』は比較的動作が軽く、VRヘッドセットが不要なので手軽に遊べますし、『VRモード』では現実世界の動きをVR空間にそのまま投影させることで、高い没入感の中でVRChatの世界を思う存分楽しむことができます。

まずは、自身がどのスタイルでどの程度の人数で遊ぶのかを想定して、購入するPCを選ぶようにしましょう!

桜乃こはく

比較的動作が軽い『デスクトップモード』は、数年前の古いノートPCでもある程度は楽しめますが、VRヘッドセットを使う『VRモード』では、比較的性能の高いデスクトップPCを推奨しています!

「桜乃こはく」について

VRネーム:桜乃こはく

  • VRブロガー
  • VRChat歴 約5年
  • これまでにVR機材やVR用パソコンに総額200万円以上を散財する

私がVRChatに触れたのは2018年の6月頃です。当初VRはかなりニッチな趣味であり、VRを楽しむために必要な情報はネット上にほとんど存在しませんでした。

そこで、「せっかくなら、自分が試してみたPC選びの経験を備忘録として記事にしてみよう」と思い立ち、VRCに適したPCをほぼ手探りの状態から探し始めました。

これまでにVRに関する機材に使用した合計金額は200万円を上回っており、当初の散財っぷりは今自分で聞いてみてもドン引きするくらいの金額だったのを覚えています(笑)

ただ、せっかくならこの経験をこれからVRChatを始めようとしている方に共有して、少しでもお得にPCを選んでほしい…。

今ではそんな思いが強く、この記事を読んでくれる方々にはぜひ損をしないPC選びをして欲しいと強く思うようになりました!

桜乃こはく

この記事は200万円以上を散財した私の経験上に成り立っていると言っても過言ではないよ…!😇

必要PCスペックの早見表

black flat screen computer monitor on white wooden desk

個人的に推奨するPCスペック(セーフティー制限をしない場合)

デスクトップモードVRモード
(約30人までの中規模で遊ぶ)
VRモード
(30人以上の大型イベント、集会参加)
CPUCore i5 8700~
Ryzen 5 3600~
Core i5 8700~
Ryzen 5 2600~
Core i7 9700~
Ryzen 7 3700X~
メモリ16 GB~16 GB~32 GB~
グラボGTX 1660 Ti
RTX 2060 〜
RTX 3060 (12GB)
RTX 3080(10GB)
RTX 3080 Ti(12GB)
RTX 4070(12GB)
RTX 4070 Ti(12GB)
RTX 3090(24GB)
RTX 4080(16GB)
RTX 4090(24GB)

こちらが私が思うVRChatの「デスクトップモード」「VRモード」で推奨されるPCスペックの早見表です。

あくまでも個人的な感想なので、公式で推奨されているスペックとは異なりますが、基本的には『CPU』『メモリ』『グラボ』の三点が主軸となり、デスクトップ or VRなのか?どの程度の人数でどの規模で遊ぶのか?で要求されるPCスペックは変わってくる印象です。

また、負荷の掛かる順番としてはデスクトップモードよりもVRモードが高負荷となりますが、使用するVRヘッドセットの解像度や画質設定によっても必要となるスペックは大きく異なります。

まずは自分がどちらのモードで遊ぶ予定なのかを決めて、自分の環境に合わせたPC選びをしていくのが重要です。

桜乃こはく

「デスクトップモード」と「VRモード」では、必要となるPCスペックが大きく異なります!

VRヘッドセットを持っていなくても遊べる『デスクトップモード』

VRChatでは、VRヘッドセットを持っていなくても遊べる『デスクトップモード』が用意されており、手元にパソコンが一つあれば手軽に遊べます。

また、「デスクトップモード」は「VRモード」に比べて要求されるパソコンのスペックも低く、新しくパソコンを新調するのが難しい方や、費用をできるだけ安くVRChatを始めたい方でもすぐに遊べるのが大きなメリットです。

「とにかくすぐにVRChatを始めたい!」「雰囲気だけでも知りたい!」というは、まずはデスクトップモードでログインしてみてVRChatの世界に触れてみることをオススメします!

桜乃こはく

VRChatは“無料”なので、手軽にインストールして始められるのが嬉しいですよね♪

デスクトップモードで要求されるスペック

◎個人的な推奨スペック

CPUCore i5 8700~ / Ryzen 5 3600~
メモリ16 GB~
グラボGTX 1660 Ti、RTX 2060~

『デスクトップモード』は、『VRモード』と比べてVRヘッドセットを必要とせず、高いグラフィック処理はあまり要求されないため、数年前の古いノートPC等でも案外きちんと動いてくれます。

無理をして最新世代のパソコンを用意せずとも手軽にVRChatを遊べるのは『デスクトップモード』の大きなメリットだと言えますが、やはり重いワールドやアバターが集まるシーンではfpsが落ちることも多いです。

また、デスクトップモードでもサクサク遊びたい場合は、最低でもCPUは『intel Core i5 8700 / AMD Ryzen 5 3600』以上のものを選ぶのが望ましいです。

メモリに関しても重いシーンでは容量を圧迫するケースが多く、できれば32GB以上はほしいですね。

グラボについては余程の人数が集まるイベントにも行かない限りは、現在のノートPCの主流の「RTX20XX~,RTX30XX~」シリーズであれば特にストレスを感じることなく遊ぶことができました。

桜乃こはく

最低限動かせるだけなら低スペックでもいいですが、ある程度サクサク遊びたい場合はせめて3年前のゲーミングPCくらいのスペックは欲しいですね!

ちなみに、いくら『デスクトップモード』の動作が軽いといっても、モバイルノートでは起動こそするものの全く動きませんでした…。

原則としてデスクトップ型、ノート型を問わずグラフィックボードが搭載されているパソコンでなければ満足に動かすことはできないようです。

桜乃こはく

VRChatを遊びたいなら、いわゆるゲーミングPCが必須です…

どうして「VRChat」はこんなに重たいの??

VRChatはユーザー各々がアバターやワールドデータを持ち寄ります。

例えばアバター容量が200MBある人もいれば、処理の重いパーティクルをガン積みにしたアバター、4Kテクスチャーを多様しているアバターなど、通常のPCゲームのようにデータの軽量化や最適化が行われていません。

つまり、重たいデータを処理するには必然的にパソコンのスペックを上げるしかなく、これがVRChatの要求スペックが高くなる要因です。

アバターと一体化することで得られる高い没入感『VRモード』

『VRモード』では、VRヘッドセットを使うことでアバターとシンクロした動きが可能になり、高い没入感でVRChatを遊ぶことができるようになります。

さらに、VIVEトラッカーUni-motionHaritoraXなどのトラッキングポイントを追加することで、全身をVR内に反映させる『フルボディトラッキング』でVRCを楽しむことができるようになります。

ダンスワールドで映像に合わせて実際に踊ってみたり、Vtuberのように動きのある動画配信をしてみたり、シューティングワールドでFPSゲームのような撃ち合いを楽しむ方もいます。

その他にも、コアなユーザーであればVR内で睡眠を取る『VR睡眠』をしている方など、現実世界との垣根を超えた体験が可能になるのも「VRモード」の大きな魅力だと言えます!

桜乃こはく

実際にその人と会っているかのような高い没入感とコミュニケーションの豊富さ、体験度の違いが「VRモード」の魅力です!

VRモードで要求されるスペック

○約30人までの中規模インスタンスまでなら快適に動作するスペック

CPUCore i5 8700~
Ryzen 5 2600~
メモリ16GB
グラボRTX 3060 (12GB)
RTX 3080(10GB)
RTX 3080 Ti(12GB)
RTX 4070(12GB)
RTX 4070 Ti(12GB)

◎約30人を超える大型イベントや集会参加でも快適に動作するスペック

CPUCore i7 9700~
Ryzen 7 3700X~
メモリ32GB~
グラボRTX 3090(24GB)
RTX 4080(16GB)
RTX 4090(24GB)

『VRモード』では、VRヘッドセットを通じて非常に高解像度(4Kや5Kなど)の映像を表示する必要があります。そのため、必然的にパソコンの要求スペックが高くなります。

快適にVRChatを楽しむには、いわゆる『4Kゲーミング』に必要な高性能なパソコンが必要ですが、もちろん際限なく要求スペックを上げるわけにはいきません。

自分の遊び方やお財布事情に合わせて、どの程度のスペックで『妥協』できるのかを慎重に考えることも、VRChatをプレイする上では大切なことです。

桜乃こはく

「解像度を落とさずに、ヌルヌルサクサクで遊びたい!」という気持ちは分かりますが、VRChatはスペックを追い求めるとキリがないので、自分なりの妥協点を探すのも実は大事なんです…。

CPUについて

CPUに関しては、少人数であればそれほど高スペックなCPUでなくとも大きな問題にはなりませんが、ワールド内の人数が増えるに連れて、より高性能なCPU性能が求められます。

CPUのスペックが足りていないと、ワールドギミックの凝った重い場所での処理落ちが顕著に現れるようになるため、VRCを快適にプレイする上ではかなり重要なパーツです。

具体的には、ある程度まとまった人数で遊ぶ場合なら、最低でも2,3年前のCPU『intel Core i7 9700~/ AMD Ryzen 7 3700X~』辺り。多人数が集まる集会や各種イベントにも参加する予定なら、『Core i7-12700 / Ryzen 7 5800X』以上の最新のCPUを選ぶことをお勧めします。

また、VRChatに慣れてくると、別窓でUnityを動かしながらVRChatを同時に起動したり、集会イベントなどで録画を回しながら遊ぶといったことも多々あると思うので、できるだけコア数が多く、マルチスレッドに強いCPUを選んでおくのも、PCを構成する上で大事なポイントです!

桜乃こはく

分かりやすく言うと、CPUはできるだけコア数の多い、最新世代ものが望ましいです!

メモリについて

close up photo of hyperx ram

メモリに関しては、特別な理由がない限りは“32GB”以上をおすすめします!

VRChatはメモリをかなり食い潰すソフトなので、一般的なゲームの基準でもある”16GB”では、足りなくなる場合がほとんどです。

特に、イベントや集会などの人が多く集まる場所では、メモリ使用量がシステム全体で20GB以上になることも珍しくなく、16GBでは処理落ちの原因になります。

ある程度の人数が集まるワールドでも余裕を持って遊びたいのであれば、メモリは必ず”32GB”以上を選ぶようにしてください!

特に最近では”UDON”と呼ばれる複雑な処理が施されたワールドや、アバターギミックも複雑化されているため、全体的にメモリを馬鹿食いするシーンが多いです。

一昔前であれば『家庭用パソコンにメモリ64GBなんて必要ない』、『自己満足の世界』なんて言われることもありましたが、VRChatに限って言えば、メモリ「64GB」は決して大げさではなく、十分実用性を見込んだ範疇だと言えます!

桜乃こはく

人数の多い集会やイベントだと、メモリ16GBでは足りなくなるシーンが多いので、必ず”32GB”以上を選ぶようにしてくださいね!

グラフィックボード(GPU)について

black and silver car wheel

VRChatにおけるグラボの扱いは少々特殊で、単純なコア性能よりもビデオメモリ(VRAM)が重要視される傾向が強いです。

例えば「RTX3070(8GB)」と「RTX3060(12GB)」を比べた場合、上位グレードの RTX3070 よりも下位グレードの RTX3060 のほうがフレームレートが出るという逆転現象が発生します。

桜乃こはく

通常のゲームであれば、RTX3060 よりも RTX3070 の方がfpsが出ますが

VRChatの場合では、RTX3070 よりも RTX3060 の方がfpsが出ます。

これは、RTX3060の方がVRAMが多いためです。

VRChatでは、ユーザー各々が自由にアバターやワールドをアップロードする為、一般的なグラボのVRAM容量でもある”8GB”では全く足りません。

私自身も RTX2070→RTX3070 に換装した経験がありますが、VRC内ではfpsが全く出ずにガッカリした経験があります…。

グラボを選ぶ上での目安
① 必要最低限で少人数のみGTX 1660 Ti~(揺れものOFF・低画質推奨)
② 10〜20人程度で軽く遊びたいRTX 3060(8GB版)
RTX 3060 Ti(8GB)
RTX 3070(8GB)
RTX 3070 Ti(8GB)
RTX 4060 Ti(8GB版)
③ 一般的なイベント、30人程度でしっかり遊びたいRTX 3060(12GB版)
RTX 3080(10GB)
RTX 3080 Ti(12GB)
④ 上記に加えて、VRChat以外の最新の3Dゲームもガンガン遊びたいRTX 4070(12GB)
RTX 4070 Ti(12GB)
⑤ 大規模イベントや大型集会でも、ストレス無く快適に遊びたい。RTX 3090(24GB)
RTX 4080(16GB)
RTX 4090(24GB)

これらを踏まえた上で、個人的に勧めたいグラボとしては、30人程度の中規模インスタンスで遊びたい場合は価格と性能のバランスが取れた『RTX 3060(12GB)』『RTX 4070(12GB)』『RTX 4070 Ti(12GB)』

さらに上位グレードの30人を超える大規模インスタンス、集会イベントにもガンガン参加したいと考えている方は、より豊富なVRAMと帯域幅が確保された『RTX 3090(24GB)』『RTX 4080(16GB)』『RTX 4090(24GB)』辺りを推奨しています。

ただし、これらはあくまでもセーフティ制限を掛けずに使用するケースを想定しているので、PCのスペックが条件を満たしていなくても、表示されるアバターの数を減らしたり、ヘッドセットの解像度を下げることで、人数が多いインスタンスや重いワールドでも十分対処することができます。

他にも、VRChat以外の最新ゲームを4K解像度で遊びたいという場合は、RTX 30シリーズよりもグラフィック性能の高いRTX 40シリーズがおすすめです。

なお、『RTX 3060 Ti』や『RTX 3070』などの、VRAMが8GBしかない機種に関しては基本的にはVRChat用のグラボとしてはあまり適しておらず、人数が増えることで大幅なフレームレートの低下やフリーズの原因になるので注意が必要です。

桜乃こはく

実際に使ってみた感じだと、帯域幅よりも容量によってパフォーマンスが大きく左右されるシーンが多いです!

グラフィック性能はある程度の水準を満たしていれば、基本的にはVRAMが多く搭載されたグラボの方がVRChatとの相性はいいと思います!

実際にVRCを遊んだときのツイート

具体的にどのくらいの違いがあるの?

30人ほどの大人数でも快適に遊びたい場合は、最低でもVRAM 12GB以上を搭載したグラボを選ぶ事を推奨します!

グラボの交換が難しい方は、揺れものをOFFにする、解像度を落とす、セーフティを強める、アバター表示を絞ることである程度の負荷対策をすることが可能です。

ただし、設定を落とすとせっかくのVRの没入感が大幅に削がれてしまうので、個人的にはあまり推奨していません。。。

AMD Radeon シリーズについて

AMD Radeonについては、NVIDIAの同等グレードに比べて価格が安いということを除いては、特定のシェーダーでエラーが発生したり、「MeganeX」などの特定のVRヘッドセットが使えない等の問題が存在するため、VRChatとの親和性が非常に乏しいのが現状です。

パソコンに関して高い知識のある方であればいくつか改善策もあるようですが、個人的には専門的な設定が不要でトラブルも少ない『NVIDIA』のグラフィックスボードを選ぶことを強くおすすめします。

特にトラブルの際に自力で解決できない方が、価格の安さに惹かれてRadeonを購入してしまうと、場合によっては自己解決できずに問題が泥沼化してしまう可能性もあるため、そういった事態にも自力で対処できる知識のある方が、手間よりもコスパを求める場合に初めて選択肢の一つとして検討できるものとも言えるでしょう。

桜乃こはく

「Radeon」は価格が若干安い代わりに、上記のような様々な問題が発生しやすいため、VRChatにはあまり適していません。

個人的には多くのユーザーが利用し、安定した性能を持つ「NVIDIA」のグラボを選ぶほうが、トラブルに遭遇する確率も低く確実に快適です。

フレームレートが足りない場合に起こる弊害

一般的にVRは解像度よりもフレームレートを優先したほうが没入感は高くなる傾向にあります。VRでは目の前に広がる広大なディスプレイを直視する特徴から、微細なfpsの低下も『カクつき』として非常に感じやすいためです。

また、フレームレートが出ない(滑らかでない)と現実世界とVR空間との視覚的な異差から『VR酔い』を誘発しやすいとされています。

場合によっては頭痛や目眩を引き起こす原因にもなりますので、長時間VRを遊ぶことを想定するのであれば、フレームレートの確保はVRで遊ぶ上で無視できない重要な要素の一つです。

桜乃こはく

VR酔いしやすい人は、PCのスペックを上げて「フレームレート」を確保することで改善されるケースもあります。

VRChat用のゲーミングPCを購入するオススメの方法

これまでの話を踏まえて、これからVRChatを始めようと考えている方はどのような構成のPCを購入すればいいのでしょうか?

新しくPCを購入する方法としては、「家電量販店で既製品のPCを購入する」「自作PCを組む」などがあると思いますが、個人的には『BTOパソコンを購入する』をオススメしています。

自作PCはパーツへの知識の他に、組み立てるという手間やルーツが必要となりますし、家電量販店で既製品のPCを購入する場合では、価格が高い割に余計なプリインストールソフトが多く、全体的にコスパが悪いです。

一方で『BTOパソコン』というのは、パソコンの専門ショップが販売する組み立て済みのパソコンのことで、完成型のPCをベースに、必要であればCPUやメモリ、ストレージなどを自分好みに変更したりもできます。

また、BTOパソコンには余計なソフト等が入っておらず、メーカー既製品に比べて価格が安いという大きなメリットがあります。

桜乃こはく

BTOパソコンの多くは一年間保証に加えて、追加オプションで延長保証にも対応していることが多いので、長期間PCを使いたいという方にも安心して使えるのも強みです!

おすすめのBTOメーカーと製品

ここからは、VRChat用のPCを購入する際に、個人的におすすめのBTOメーカーと製品をご紹介したいと思います!

マウスコンピュータ

個人的にオススメなのが、国内生産のBTOパソコンメーカーとして有名な『マウスコンピュータ』のPCです。

生産工場は長野県、修理工場は埼玉県、コールセンターは沖縄県と生産から販売まですべて国内で行っており、パーツ品質と手堅いアフターサポートのバランスの取れた実績の高いBTOメーカーとして定評があります。

特にゲーミングPC「G-Tune」シリーズは、プロのeスポーツチームも推奨するモデルが多く、VRゲーム用にゲーミングPCを検討している方にまずお勧めしたい信頼性の高いメーカーとなっています。

個人的に狙い目なのが『アウトレットセール』と『期間限定セール』で、新品の型落ちモデルがかなりの激安価格で出ていたりします…!

数量限定にはなりますが、ものによっては「えっ、こんな価格で出てるの!?」という掘り出し物が出ていたりもするため、こまめにチェックすることを推奨します。

桜乃こはく

特に価格を安く抑えたい方は、現役バリバリで使えるRTX3060(12GB版)搭載のPCが、手堅いサポート付き&お安く購入できるのでかなり狙い目です!

低予算だけどコスパを重視したい方はこれ!

予算が10万~15万円程であれば、「Core i5-12400F」「RTX 3060」を搭載した高コスパ構成のモデルがおすすめです。

こちらは、VRChatで安定して動作する12コアを搭載したCPU「Core i5-12400F」に加えて、30人程の大人数が集まるワールドでもしっかりと動く、VRAM 12GBを搭載した「RTX 3060」を搭載しており、VRChat入門者の方に特におすすめのモデルとなっています。

価格もかなり安く、VR向けのゲーミングPCとしては非常にお手頃な約14万円という価格設定も嬉しいポイントだと言えますね!

また、RTX 3060はミドルレンジGPUとしてはVRAM容量が多く、VRChat用のパソコンとしては高コスパモデルとなっているので、まずはこの辺りを選ぶのがベターではないかと思います。

ただし、メモリに関しては16GBでは足りないシーンが多いため、購入時に32GB以上を選ぶことを強く推奨します!

桜乃こはく

RTX3060は、まだまだ多くのユーザーさんが愛用している現役バリバリのGPUです!

M.2 SSD「1TB」に加えて、3年間保証がある点も他社のBTOパソコンよりも優れているポイントですよ!

絶対に失敗しない最新世代のPCならこれ!

予算が20~25万円程の方は、最新のCPU「Core i7-13700F」と最新のグラボ「RTX 4070」を搭載したハイスペック構成がおすすめです。

こちらは、インテルの13世代CPU”Core i7-13700F“を搭載することで、VRChatで30人程の集まるイベントや大規模インスタンスで遊びたい方はもちろんのこと、Blenderを使って3Dモデリングをする方や、Photoshop等を使った画像加工、OBSを使用した録画や動画編集まで、クリエイターの方にも特にオススメしたいモデルです!

CPUは、16コア 24スレッドと従来モデルのフラグシップモデルである「Core i9-12900K」と同等のスペックを持っており、VRChatを起動しながら別窓でアバター改変をしたり、ワールド作成や常時Unityを裏で動かしておきたい方でも安定した動作が期待できます。

最新世代のグラボ「RTX 4070」を搭載しつつ、価格も抑えられた25万円台なのもポイントですね!

あと、何気にVR用のHDMI端子もフロント側に付いてます!

絶対に失敗しない理由はこれ!

  • 冷却性能の高い『240mm簡易水冷クーラー』を標準搭載!
  • 高速転送に対応した『DDR5-4800(32GB)メモリ』を採用!
  • データ転送速度の速いGen4規格の『1TB SSD』
  • 次世代のWi-Fi 6E(6GHz帯)に対応した『無線LAN搭載』※Bluetooth5.0も内蔵
  • 長期間安心して使える、3年間のメーカー保証。

上記のようにマウスコンピューター製のPCは、他社のBTOパソコンと比べても豪華な仕様となっており、これだけでもマウスコンピューター製のパソコンを選ぶメリットがあります。

他社だと「240mmの水冷クーラー」や「無線LAN」、「3年間の延長保証」辺りは全部合わせると2万〜3万円くらいのオプション料金なのが普通ですからね!

また、分割手数料も36回まで無料というのも、PCのような大きな買い物では大変助かります。

桜乃こはく

実際にこれと同じスペックのPCを使って、VRChat内でFPSを計測してみました!
10~15人のインスタンスで約50fpsは出ており、他の人と比べてもかなり高いフレームレートをキープすることができています!

FRONTIER

最新のCPUやグラボを搭載したハイスペックなPCをコスト重視で購入したいという贅沢な願望をお持ちの方は『FRONTIERダイレクト』がオススメです!

他社と比べて同スペックのPCの価格が安く、毎週開催されている限定セールを利用すれば、自作PC並の安さで完成型のPCを購入することができます!

ただし、その分細かなオプションパーツが旧世代のものを採用していたりと、コストカットされている部分もありますので、仕様をよくチェックして購入されることを推奨します。

例えば、SSDの規格が1世代前のものになっていたり、BluetoothやWi-Fiなどの通信デバイスが搭載されていなかったり等があります。

ただ、価格が安いからと言って粗悪なパーツは一切使用されておらず、「ASUS」や「Enhance」などの名高い信頼性のあるパーツが採用されていますので、私もよく利用しているショップの一つです!

桜乃こはく

不要なパーツを省くことで大幅なコストカットをしたい方、とにかく安く最新世代のCPUやグラボを搭載したPCが欲しい方は『FRONTIER』がオススメです!

最新世代のPCを少しでも安く購入したい方はこれ!

最新世代のPCを少しでも安く購入したい方は、FRONTIERの限定セールで販売されているこちらの構成がおすすめ!

CPUは最新の“Core i7-13700F”を搭載しており、肝心のグラボもパフォーマンスの高い“RTX 4070”を搭載した、安定の構成でありながら、価格は22万円台と他社に比べて数万円安い金額で購入することができます。

その代わりに、CPUクーラーは通常の空冷ファン、Wi-Fi機能無し、Bluetooth機能無し、メモリはDDR4-3200、SSDはPCIe3.0ということで、コストカットできるところはしっかりと削減しているからこそ実現できている価格だといえますね。(カスタマイズ項目から追加もできます。)

なお、+30,000円ほどで更に帯域が広く最新の3Dゲームに向いている“RTX4070 Ti”を搭載したPCもラインナップされていますので、WQHD以上の解像度で144Hzでゲームをやりたい方はそちらを狙ってみるのもオススメです!

桜乃こはく

実際にこのPCもお借りして試してみましたが、ベンチマークをガンガンに回してもあまり音がしないくらいには静音性が高く、10~15人程のインスタンスであれば約50fpsは出ていました!

VRChat用のPC選びについてのQ&A

CPUの性能はどのくらいがいいの?

これからPCを購入するなら「Core i5-12400F」以上をおすすめします!

パソコンの心臓部とも言える「CPU」ですが、VRChatやUnityを動かす程度であればミドルレンジCPUの「Core i5-12400F」程の性能があれば特にストレスも無く快適に動作してくれます。

ただし、動画制作や他にクリエイティブな作業をしてみたいという方は、最新世代でコア数の多い「Core i7-13700」や「Core i9-13900」といったハイエンド帯のCPUを検討されたほうが、重い作業をした際や同時起動でのストレスは感じにくいと思います!

ストレージ容量はどのくらいがいいの?

メインストレージは、512GBもあればOKです!

OSが入るメインストレージは、最低でも512GBあれば特に問題ありません。

ただし、他にもたくさんゲームを入れて遊びたい場合や、クリエイティブな活動をする予定の方はサブストレージに容量の多いSSDやHDDを追加するのがオススメです!

※ストレージは購入後にあとから追加することもできるため、そこまで慎重にならなくても大丈夫です。

メモリは16GBで足りる?

足りません! できるだけ32GBに増設することを強くオススメします!

記事内でも書きましたが、メモリに関しては16GBだと大人数のワールドにいるだけで食い潰してしまうケースが多発するため、PC購入時にカスタマイズ項目から32GBに増量することを強く推奨します!

特にクリエイターの方は使用するソフトによってはメモリをかなり消費するので、64GBも要検討ですよ!

消費電力についてのあれこれ

RTX30シリーズ,40シリーズを問わず、ハイエンド帯は消費電力がかなり増える!

VRで使用している現在のメインPC

最後に、私が実際にVRChatで使用している(していた)PCを載せておきます!
BTOパソコンを注文する際や、自作PCを組む際の参考にしてみてください。

–OMEN by HP 30L Desktop–
CPU:Core i9-10850K
メモリ:DDR4 64GB
グラフィック:RTX3090 24GB

現在のメインPCです!

CPUは『intel Core i9-10850K』メモリは64GB、グラボは『RTX3090 24GB』を搭載しているため非常に快適です。

VALVE INDEX(解像度150%)使用時でソロワールドで144fps , 10人程度で60fps、20人程度で40fpsくらい。30人を超えてきても25~30fpsは出ます。

これだけ動けば早々処理落ちに悩まされることもないので、ヘッドセットの解像度も下げずともストレス無く動作します!

以前に使用していた自作PC

–自作PC–
CPU:Ryzen7 5800X
メモリ:DDR4 32GB
グラフィック:RTX3070 8GB

前に使用していた自作PCです。

“Ryzen 7 5800X”と”RTX 3070″を搭載してビジュアルも格好いいのですが、VRC用としては思ったよりもfpsが出ずにがっかりでした…。

VRAMに余裕があるときは快適ですが、20人を超えた辺りから”RTX 2070″も”RTX 3070″も大差ない重さになります。

VALVE INDEX(解像度150%)使用時でソロワールドで144fps , 10人程度で40fps、20人程度で20fpsくらいですね。30人を超えてくるとほぼ12fps固定です。

こちらも同じくVRAMが圧倒的に足りてないので、人数が増えるにつれてfpsが激減しています。VRAM 8GBがボトルネックとなり、RTX 3070本来のスペックが生かされていないようです。

VRChatに限って言えば、RTX3060(12GB版)を買ったほうが恩恵は大きかったのかなと思います。

サブPC

卓上で動かせるVRC用のPCが欲しくて自作したやつです。

–自作サブPC–
CPU:Ryzen5 2600
メモリ:16GB
グラフィック:GTX1650 Super 4GB

ワールドやアバターの重さによりますが、このスペックで大体平均のCPU使用率が約50%で3~4人程のワールドであれば60fpsで遊ぶことが可能です。

ただし、そもそもこのグラボは「VR Ready」を満たしていないグレードのものなので、人数が増えてくると一気に重くなり動けなくなります…。

こちらはあくまでもアバターの検証用やVR睡眠用ですね。

桜乃こはく

これからVRCを始めようと考えている方は、是非参考にしてみてくださいね!

▶こはろぐ一押しの周辺アクセサリー

SoundCore VR P10

VR専用に開発された超低遅延のワイヤレスイヤホン!

付属の無線ドングルをQuest2やPICO4のUSB-C端子に挿すことで、音ズレをまったく感じないレベルの低遅延で音声を聞くことができます!
PC、スマホ、Switch、PS5など様々なデバイスに対応している私の愛用品です♪

ZyberGears VRリンクケーブル

充電機能が付いたQuest 2、PICO 4用のリンクケーブルの決定版!

ケーブルの途中に急速充電用のUSB PDケーブルを挿すことで、ヘッドセットの充電を回復しながら有線接続でPCVRを楽しむことができます!

VRChatなどの長時間VRをプレイする方に最適です♪

PICO 4

今、最も販売数を伸ばしているのがPICO 4!
スタンドアロン、PCと有線&無線で繋いでPCVRのゲームがプレイ可能でVRChatも遊べます!薄型軽量のパンケーキレンズも搭載!
しかも、Quest 2よりも1万円程安い!最強か?

Meta Quest 3

従来からグラフィック性能が2倍本体は40%薄くなり、パンケーキレンズ搭載や10倍高画質なパススルー機能を備え持った、現状最強のスタンドアロン型ヘッドセット!
PICO4、Quest2からのグレードアップに最適な機種となりました!
もちろん、PCと繋いでVRChat等のPCVRのゲームも遊べます♪


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