VRChatで使える便利な情報を発信中!

【VRChat】11点トラッキング対応!VIVEトラッカーの解説やオススメの装着方法をご紹介します!

桜乃こはく

こんにちは!桜乃こはくです!

突然ですが、皆さんはフルトラってご存知ですか?

フルトラとは「フルボディ・トラッキング」の略称で、VRChatの世界ではVRヘッドセットやコントローラーの他に、『VIVEトラッカー』を含むトラッキングデバイスを追加購入することで、最大11点までトラッキングポイントを増やすことができます!

VIVEトラッカーを追加できる部位

VIVEトラッカーを追加できる箇所
  • 右肘・左肘
  • 右膝・左膝
  • 右足先・左足先

※ 赤色はフルトラッキングに最低限必要なトラッキングポイント。

例えば、腰にVIVEトラッカーを追加するとVRの中で『お辞儀』や、腰を捻ることで『振り向きポーズ』、さらに両足にトラッカーを追加することで、ステップを踏んだり全身を使ったダンス寝転ぶこともできちゃいます。

そして、赤色の箇所(腰・両足先)にVIVEトラッカーを追加することで、全身をVR上に反映することができる、いわゆる「フルトラ状態」になることができます。(6点トラッキング)

さらに、余裕があれば青色の箇所(両肘・両膝・胸)にもVIVEトラッカーを追加することで、より細かい動作をVR上で表現できるようになります。(11点トラッキング)

今回は、VIVEトラッカーを使用すると何ができるようになるのか。また、各部位へのトラッカーの固定方法や、実際に私が実際に装着する際に使っている、トラッカーベルトなどをご紹介していきたいと思います!

桜乃こはく

ちなみに、VIVEトラッカーの独特な凹凸は、いろんな角度から赤外線センサーが阻害なく当たるように設計されてるんだってさ!

VIVEトラッカーを腰に着けると何ができるようになるの?

まず、大まかにVRCでのVIVEトラッカーの役割をおさらいしておきましょう。

通常VRヘッドセットは、頭(HMD)と両手(コントローラー)の3点だけをトラッキングします。そのため、腰から下の下半身は頭に追従するだけで自由に動かすことはできません。

ヘッドセットとコントローラーのみの場合。頭の動きに体が追従するため下半身を自由に動かすことはできません。
追加で腰にVIVEトラッカーを入れた状態。
頭と腰を別々に動かすことができるようになる為、フリフリ動作ができるようになります。

①「トラッカーベルト」を使って腰にトラッカーを装着する

VIVEトラッカーの役割については分かって頂けたと思いますが、このゴツゴツした凹凸のある物体を実際に身体に装着するのは固定方法に迷いますよね…。

腰にVIVEトラッカーを装着する方法はいろいろありますが、一般的なのは「トラッカーベルト」を使用する方法です。

この手の製品ではRebuff社のトラッカーベルトが有名ですね。

Amazonで売っている2,000円程度の中華製の安物でも使えなくはないですが、耐久性は皆無だと思ってもらったほうがいいです。私もしばらく使っていた時期がありますが、1ヶ月くらいでVIVEトラッカーを固定するネジ山の部分が根本から取れてしまいました…。

安物買いの銭失いの典型的な例だと思うので、もう少し値は張りますが信頼性の高いメーカー製のものを選ぶのがオススメです。

ちなみに、私は同社から販売されているモバイルバッテリー内蔵型のトラッカーベルト『TrackStrap+,TrackBelt+』をよく使用しています。

バッテリー内蔵トラッカーベルト

この製品は、腰+足トラ用のベルトとして使えるばかりか、長時間VRで使用できるようにモバイルバッテリーまで内蔵されています。

しかも、バッテリー部分が少し出っ張っているおかげでトラッキングも飛びにくく、満足度がかなり高い製品になっています!(VRCユーザーなら結構使用している人が多いベルトです。)

「トラッキングベルト」ならVIVEトラッカーをネジ穴に取り付けるだけ!

固定方法は至って簡単で、トラッキングベルトに付いてあるネジ山にトラッカーの背面にあるネジ穴にくるくると回して固定するだけ。特に工具も必要なく一瞬でセットが完了します。

専用ベルトというだけあって、飛んだり跳ねたりしても大きく位置がずれることも無く、ベストなポジションをキープしてくれます。素材も繊維質で柔らかいので、前かがみになってもお腹を圧迫されずに快適性も十分。

さすがは定番アイテムと言ったところです。

桜乃こはく

価格はちょっとお高いけど、TrackStrap+,TrackBelt+ならバッテリー内蔵で連続12時間くらい使えるからめっちゃ便利よ!

スポンサーリンク

②GoPro用のチェストハーネスを使う

こちらは、Twitterで紹介されていた装着方法なのですが、実際に私も使ってみて物凄くいい感じだったのでご紹介します!

こちらは、GoPro用のチェストハーネスにVIVEトラッカーを装着して使用する方法です!

本来であれば胸トラッカーを使う際に使用するものですが、パンツを履くように足から通して腰で固定すると腰トラッカー用の装着具に早変わり!

股下の二点と腰回りでしっかり固定できるので動いているときに回転してしまうこともなく、しっかりと固定できますし、素材自体がゴムバンドのように柔らかいので違和感もほとんどありません。

しかも、ハーネスのマウントの部分が少し出っ張っているお陰でVIVEトラッカーが体に隠れずトラッキングが安定するので、頻繁に腰が飛んでしまう方にもかなりオススメです!

価格も1500円~2000円程度で買えちゃうので、トラッカーベルトでは固定感が物足りないという方は、是非こちらの方法も試してみることをオススメします!

桜乃こはく

GoPro用の端子では装着できない為、必ずカメラ用のネジマウントが付いているものを選んで下さいね!
(スマートフォンチェストマウントとかでも出てきます!)

トラッカーを足に着けると何ができるようになるの?

VIVEトラッカーを足に装着することで、両足をトラッキングすることが可能になります。

腰にVIVEトラッカーを入れずに足トラのみで運用することもできますが、その場合は移動時に腰が変な方向に捻れたりするので、実用性を加味するなら両足2個+腰1個の合計3個のVIVEトラッカーを用意する必要があります。

この状態が「6点トラッキング」と呼ばれるもので、この状態になって初めてフルトラになれるわけです…!

桜乃こはく

腰+両足が動かせる状態ではじめて「フルトラ状態」になれます!

腰と足にVIVEトラッカーを追加したフルトラ状態。全身を使った動きをVRC上に再現することが可能です!
腰トラだけのときよりも自然なフリフリができるようになりました!

フルトラ環境でVRCを遊ぶためには1個17,500円のVIVEトラッカーを3個購入する必要があります。

金額的には安い買い物ではありませんが、フルトラになることで全身を使ってダンスを楽しんだり、足を伸ばして座ったり、寝っ転がったりと様々なポーズを実現できるため、ヘッドセットだけでは再現できない非常に高い没入感を得ることができます。

VRCのみならず、VR体験というのは没入感の高さにこそ真価を感じている方も多いため、本当の意味でVRCを余すことなく体験する為にも、フルトラ化は決して無視できない通過点となるでしょう。

桜乃こはく

もちろん、私もフルトラ状態でVRCを遊んでいますよー!

フルトラになると色々なポージングが思いのままに表現できます!
足を伸ばしたりオブジェクトに座ったりと、表現の幅も大きく広がりますよ!
スポンサーリンク

①「トラッカーベルト」を使って足にトラッカーを装着する

まず、私がオススメしたいのが「トラッカーストラップ」を使用する方法です。

腰トラのところでもご紹介しましたが、トラッカーベルトの多くの製品には腰のベルトに加えて、左右の足を固定するための「トラッカーストラップ」もセットで販売されている場合が多く、将来的にフルトラで遊びたい方にはピッタリのアイテムとなっています!

その中でも特に装着感と利便性が高いのが、先程もご紹介した『TrackStrap+,TrackBelt+』です!

使用方法は腰トラと同じなので割愛しますが、足トラの場合は固定バンドの部分が内側にくるように装着すると土踏まずに違和感を感じることもなく装着できて快適です。

特にRebuff製のものは素材自体も柔らかく装着感も非常に良いため、足に違和感や痛みが出ることもありませんでした。

足トラは腰トラとは違いモバイルバッテリーを装着するスペースもないため、長時間プレイしたい多面でも『TrackStrap+,TrackBelt+』が大活躍してくれます!

桜乃こはく

12時間連続で使えるからコントローラーのほうが先に充電切れになるっていうね…!

②「穴あきサンダル」を使って足にトラッカーを装着する

別の方法としてはクロックスなどの穴あきサンダルにトラッカーを固定する方法もあります。

私は生粋の日本人なので『部屋の中で靴を履いている感覚』が馴染めずに今は使っていませんが、クロックスは激しいダンスを踊るときなど足を保護する効果も高いため、アクティブに動く人には特にオススメの固定方法です。

桜乃こはく

ガチでダンスをやっている人は室内シューズに固定しているらしいですけどね!

クロックスを使用する場合は、この穴の空いた部分に以下のようなマウントアダプターを使って固定しましょう。

③EOZのプレミアムトラッカーストラップを使って足に固定する

最後にご紹介するのは、EOZ社が販売するプレミアムトラッカーストラップを使用して足にトラッカーを固定する方法です。個人的には一番オススメの固定方法です。

こちらのトラッカーストラップ。一見すると通常のストラップと同じように見えますが、足裏に加えて足首の周りまで固定できるマジックテープが付いており、ダンスを踊っても非常にズレにくい固定力の高いストラップになっています。

また、足首で固定することによって、長時間着けていても足裏に痛みが出ることもありません

最初は口コミで広がる「知る人ぞ知る」製品でしたが、最近ではよく在庫切れを起こすほどVRCユーザーに人気の製品となっています。

両肘,両膝,胸にVIVEトラッカーを追加すると細かい表現が可能になる!

腰や両足の他に、VRCでは「両肘,両膝,胸」にVIVEトラッカーを追加することで、より細かい表現が可能になります。

具体的には、両肘であれば肘を体の内側に持っていく動作やワキワキ運動。両膝であればダンスの際の膝の角度付けや足組み。胸であれば振り向き動作の表現力の向上などです。

腰や足に比べると劇的な変化は見込めませんが、特にダンスやパフォーマンスをする方にとっては非常にありがたい存在なので、興味のある方は是非購入してみると幸せになれるかもしれません。

ちなみに、私の体感としては『肘>膝>胸』の順番で満足度が高かったです。

ただ、VIVEトラッカーは一つ買うだけでも17,500円とかなりお高いので、お財布と相談しながら無理のない範囲で、まずは必要な部位だけを揃えていく事をおすすめします。

桜乃こはく

もちろん、私は全部位買いましたよ!お金ないなった…!

スポンサーリンク

VIVEトラッカーを追加してこそ、VRChatの真価が発揮される!

VIVEトラッカーは、VRChatの没入感を高めるために必要不可欠なアクセサリーです。

フルトラになれば、通常のVRヘッドセットだけでは得られない高い没入感を体験できるだけでなく、相手とのコミュニケーションの幅をより一層広げることもできます。

一度この体験してしまうと、もうフルトラ無しでVRChatを遊ぶのはありえないと感じる方も多いです。

それほどまでに、フルトラッキング用のデバイスというのは圧倒的な没入感を得られるアイテムであり、高次元のコミュニケーションを実現してくれる魔法のアイテムといっても差し支えないでしょう。

VIVEトラッカーは1個17,500円という、一般的な目で見ると決してお安いデバイスではありませんが、大体コンシューマゲーム機一台分の価格で、想像の遥か上をゆくVR体験ができることを考えると、これはもう決して高い出費ではないと個人的には思います。

もし、あなたの周りにフルトラでVRChatを遊んでいるフレンドさんがいるのなら、少し聞いてみてください。

きっと誰一人として「買わなきゃよかった…」なんて言っている方はいないと思います。

むしろ、「もっと早く買っておけばよかった!」と言っている方のほうが圧倒的に多い印象です。

今現在フルトラに興味があり、実際に体験してみたいと思っているのであれば、ぜひこの機会にフルトラッキング用のデバイスを調べてみて、身近なフレンドさんに使用感を聞いてみてください。

きっと、一ヶ月もしないうちにあなたもフルトラマンになっているはずです。

さぁ、素直に沼に足を踏み入れましょう…。

あなたが躊躇しているこの沼は、あなたの想像している以上に心地良い、桃源郷ですよ…。

桜乃こはく

私も当初は「トラッカー1個17,500円は高い!」と思っていたのですが、実際に使ってみると何でもっと早く買わなかったのかと心底思いましたからね…!

フルトラのお供に一緒に買っておきたい便利なアイテム

ここからは、フルトラをする際にあると便利なアイテム達をご紹介しておきます!

ベースステーションの電源管理は「スマートプラグ」がおすすめ!

VIVEトラッカーを使用するたびにベースステーションの電源を手動でON-OFFするのが煩わしい場合は、「スマートプラグ」の導入がオススメです。

スマートプラグは、スマートフォンや音声AI(Alexaなど)を使って電源を管理できるデバイスです。

スマートプラグを使用すると、VIVEトラッカーを利用する際にベースステーションの電源をスマホの操作や音声を使って簡単に「ON」にしたり、使用が終わったら同じくスマホや音声を使って簡単に「OFF」にすることができます。

ベースステーションの電源管理が一気に楽になるため、フルトラ化する際には同時に導入してほしい便利なアイテムです!

桜乃こはく

私の場合は「ベースステーションの電源を入れて」「ベースステーションの電源を切って」というだけで、全てのベースステーションの電源管理ができるように設定しています♪

※VALVE INDEXやHTCのヘッドセットを使う場合は、SteamVRのオプションからベースステーションの電源管理ができるので、そちらで制御するのもありです!

VR機材を一気に充電できる、10個のUSBポートを備えた充電器

こちらは、VIVEトラッカーやINDEXコントローラー等を一箇所に集めて充電できるUSB充電器です。

フルトラ環境を整えた場合、コントローラーとVIVEトラッカーで大量のUSBポートを占領するため、充電器のポート数も足りなくなることが多いんですよね…。

この充電器は10個の充電ポートが付いているため、大量のUSBポートが必要なVRデバイスとの相性がばっちりなデバイスなんです。

また、充電スペースを一箇所にまとめておくことで、乱雑になりがちな充電ケーブルをまとめておくこともできるため、周囲がゴチャつかずにスッキリと収納できるのも嬉しいポイントです!

VIVEトラッカーにピタッと吸着する「マグネット充電ケーブル」

VRChatで遊んだ後に毎日コントローラーやVIVEトラッカーを充電するのってかなり手間ですよね?

そんなときに役立つのが「マグネット充電ケーブル」です!

端子部分とケーブルが磁石で簡単に取り外しができるので、充電の際にケーブルの挿し込みを気にせずに扱うことができるようになります。

マグネット同士を近づけるだけでピタッと吸着してくれるため、特に暗闇の中で手探りで充電端子を探しているときにすごく便利なんですよね!

また、端子の抜き差しがないため、デバイスの端子を破損する心配もありませんし、価格も手頃で日常的にVRChatを楽しみたいユーザーにとってかなり扱いやすいアクセサリーだと思います!

ケーブルを定位置にホールドしてケーブルを管理できる「ケーブルホルダー」

あと、VIVEトラッカーを使っているときに余したケーブルが邪魔になってしまうときは、ケーブルホルダーもオススメです!

ケーブルを定位置にホールドしつつ、必要なときに伸ばしたり縮めたりできるため、ケーブルが絡まってごちゃごちゃになるのを防いでくれます!

マグネットケーブルを併せて使えば収納効果も高いのでぜひお試しを!

▶こはろぐ一押しの周辺アクセサリー

SoundCore VR P10

VR専用に開発された超低遅延のワイヤレスイヤホン!
付属の無線ドングルをUSB-C端子に挿すことで、音ズレをまったく感じないレベルの低遅延で音声を聞くことができます!
PC、スマホ、Switch、PS5など様々なデバイスに対応しているのも魅力的♪

急速充電モジュール付きリンクケーブル

Quest 3対応の充電端子付きリンクケーブル!
ケーブルの中間に給電用の急速充電モジュールが付いており、18W以上に対応した充電器と充電用ケーブルを接続することで、バッテリー残量を気にすることなくPCVRを実質無制限にプレイできるようになっています!

Meta Quest 3

パンケーキレンズ搭載、高画質なパススルー機能を備え持った、現状最強のスタンドアロン型ヘッドセット!
シェア数が圧倒的に多いQuest2からのアップグレードにも最適な機種となりました!
もちろん、PCと繋いでVRChat等のPC版のVRゲームも遊べます♪

Meta Quest 2

安定の性能を誇りながら、価格改正で¥31,900という最強コスパのVRヘッドセット!
基本性能も高く、解像度も十分!
もちろんPCVRも遊べます!
VR初心者さんにはまずコレといった一台です♪

スポンサーリンク