PICO4はPCとUSBケーブルで繋ぐことで、PCからSteamVRを起動して遊ぶことができるようになっています。
そこで今回は、PICO公式ソフト「Streaming Assistant」を使って、実際に「PICO Link」で使用できるUSBケーブルをいくつか検証してみましたのでご紹介したいと思います!
目次
どのUSBケーブルでも使えるの?
結論から言えば、PICO Linkで使えるケーブルは、Meta Quest対応のものであればほぼ問題なく使えるようです。
そもそも、PICO公式サイトを見てもPICO Linkについて詳しい情報は掲載されておらず、動作条件についても「GTX1060以上のグラボ、USB2.0以上のポート」くらいしか書かれていませんでした。
公式ストアを見てもいわゆるPICO Link専用ケーブルというのも用意されておらず、本当に問題なく使えるケーブルなのかはユーザー自身に委ねられている状態のようですね。
USB3.0じゃないとPICO Linkは使えないの?
実はそんなことありません。
「Streaming Assistant」を使ってPICO Linkを使用する場合、画質設定を「HD」にしてもビットレートは約80Mbps、レイテンシーが約40msと、普通に遊ぶ分には実はUSB2.0でも全然足りちゃうんですよね。
ただ、バーチャルデスクトップを使って更に高画質でSteamVRをプレイしたい場合には、通信速度の速いUSB3.0が一番安定すると思います。

本体を充電しながら使えるの?

残念ながら、USB3.2以上のUSBケーブルであったとしても、ほとんどのケースではPCの給電力よりもPICO4の消費電力のほうが上回ってしまい、バッテリーが少しずつ減っていくようです。
ただ、PC側にUSB PDなどの高出力ポートが付いている場合は、バッテリー残量を気にせずにVRを遊ぶことは可能のようです。(PD対応のポート自体が少ないという問題はありますが)
あとは、後でご紹介するZyberGearsのリンクケーブルであれば、給電用のUSB-Cポートが付いているため、PICO4を充電しながら有線VRで遊ぶことができます。
そちらも合わせてチェックしてみるといいかもしれません!

実際に試したUSB-Cケーブル

ここからは、私が実際に使用してみて問題なく使用できたUSBケーブルを掲載しておきます。
PICO 4を有線VRでプレイしたい場合の参考にしてみてください。
私も愛用している一番オススメの『急速充電対応リンクケーブル!』


ここで、私が普段から愛用していて、ぜひおすすめしたいリンクケーブルをご紹介します!
AMVRさんのこちらのリンクケーブルは、ケーブル途中に急速充電用のモジュールが搭載されており、別途でUSB PD対応のUSB-Cケーブルを接続することで、Quest 3を充電しながらPCと有線接続でプレイすることが可能になります。
つまり、バッテリー残量を気にせず、PCVRを無制限に楽しめるようになる、というわけなんです!
実際に私の環境では、バッテリーが71%の状態から1時間以上VRChatをプレイしてみたところ、プレイ中も残量は71%のまま一切変動せず、非常に安定していました。
このリンクケーブルには「SmartProtect 3.0」という保護チップが内蔵されており、AMVRによると、バッテリー残量が65〜78%の範囲に収まるよう自動で制御される設計とのこと。そのため、バッテリーを過剰に充電して劣化させることなく、安全な範囲で給電を維持してくれるようになっています。
給電用には18W以上のPD対応充電器を使う必要がありますが、Quest 3で充電しながらPCVRを長時間快適に楽しみたい方には、このケーブルはマストアイテムになると思います!

ケーブルの途中に急速充電器を繋ぐモジュールが搭載!
これにより、実質無限にPCVRが遊べます!
なお、給電用の充電器やケーブルは何を買えばいいのか分からない方は、私が実際に使用しているPD対応の急速充電器とケーブルのリンクも貼っておきますので参考にしてみてください。
ちなみに、AMVRのリンクケーブルは日本の通販サイトではやや割高になることもありますが、
AMVRの公式ショップから直接購入すると、セール価格やクーポンが使えてお得に手に入れられます。
現在、定価22.49ドル → セール価格20.24ドルとなっており、さらに「こはろぐ限定クーポン」として、以下のコードを入力すれば10%OFFが適用されます。

🔖 10%OFFになるクーポンコード:KOHAKU
このクーポンを利用すれば、最終価格は18.22ドル(約2,880円前後)と、Amazonに比べてかなりお得に購入可能です。
また、ページや購入フォームはすべて日本語に対応しており、海外サイトを利用するのが初めてという方でも安心!
住所や名前もそのまま日本語でOKですし、支払いもクレジットカードやPayPalに対応しているので、海外通販が初めての方でも安心して利用できます!
USB3.0規格のUSB-C to Cケーブル【5m】
こちらは「Quest Link」に対応したUSB3.0規格のUSB-Cケーブルです。
長さは5mと余裕のある長さが確保されており、ルームスケールを使ったプレイにもしっかりと対応しています。
約3時間ほどこちらのケーブルを使ってSteamVRをプレイしてみましたが、途中で接続が切れることもなく安定して使用することができました!
さらにPICO4に接続する側の端子はL字になっており、体を動かした際にケーブルに負担が掛からないように設計されています。
注意点としては両端がUSB-Cになっているため、接続するためにはPC側にもType Cポートが搭載されている必要があります。

ケーブル一本ですっきりと配線したい場合は、こちらのケーブルが一番使いやすかったです!
USB3.0規格のUSB-A to Cケーブル【5m】
こちらも「Quest Link」に対応した5mのUSB3.0のケーブルです。
上記のケーブルとの違いは、こちらは片側がUSB-A端子になっており多くのPCで使用できます。
ただし給電能力に関してはUSB-Cのほうが多くの電力を流せるため、バッテリーの持続時間に関してはこちらのほうがやや短い感じ。
安定性はこちらも問題なく安定していたので、自身のPCに対応したケーブルを選ぶといいと思います。

USB-AケーブルはType Cケーブルに比べると給電性能が若干劣る感じですが互換性は高いです!
まとめ
このように、どうやら「Streaming Assistant」を使ってPCと接続する場合、推奨規格のUSB3.0に限らずUSB2.0のケーブルでも基本的には使用できてしまうようですね。
ただし、PICO公式としてはあくまでもUSB3.0対応のケーブルが推奨されているため、今後のアップデート等で利用できなくなる可能性があることには十分留意しておく必要があります。
迷ったら「Quest Link対応」と記載されているUSB3.0規格のケーブルを購入しておけばまず問題ないので、これからケーブルを購入予定の方はぜひ参考にしてみてください!

ちなみに、長さは5mのものが動きやすいのでオススメです!
こんにちは!桜乃こはくです!