※ 本記事で紹介している製品は、BOBOVR様よりご提供いただきました。
目次
当ブログでも大人気の「BOBOVR S3 Pro」に、新しいモデルが登場しました!
今回ご紹介する「E3 Pro バッテリーストラップ」は、従来モデルの「S3 Pro」の姉妹モデル。よりカジュアルな使い方に特化した新モデルとなっており、軽量化&イヤホンジャックが搭載されたことで、装着感と使い勝手がさらに向上して長時間のプレイでも疲れ辛くなりました。
ただ、その一方で「S3 Pro」に搭載されていたファン機能はオミットされており、アクティブに動き回るよりも、ゆったり長時間VRを楽しみたい方向けに調整されたモデルになっています。
付属されている『B100』バッテリーは10,000mAhの大容量で、最大4時間のプレイの延長が可能。ホットスワップにも対応することで、2個以上のバッテリーを用意すれば、実質無限にワイヤレスでPCVRが可能になっています!
価格については13,800円と、「S3 Pro」よりも手に取りやすいのも嬉しいポイントだと言えます!
それでは、「E3 Pro」の詳細をチェックしていきましょう!
「E3 Pro」の特徴や進化点
まずは、「E3 Pro」の主な特徴や進化点について、詳しく見ていきましょう。

Meta公認の「Made for Meta」を取得!

「E3 Pro」は、Metaの公式認証「Made for Meta」を取得!
この認証は、Metaの厳格な品質基準をクリアした製品のみに与えられるもので、公式に品質が認められた証です。
Quest 3 / 3Sとの高い互換性と安全性が保証されており、安心して使用できるのも大きなポイントだと言えます!
排熱ファンの廃止で約100gの軽量化!


Quest 3に「E3 Pro」を装着した際の総重量は933g となり、「S3 Pro」の 1,034gから約100gの軽量化となっています。
排熱ファンがなくなったことで、夏場やダンスなどアクティブに動く場面では少しつらくなるかもしれませんが、その分軽くなったことで長時間プレイしても首の負担が少なく、疲れにくくなったのはかなり嬉しいポイントです。
「ファン機能よりも軽さ重視!」という人にとっては、かなりアリな選択肢になったと思います。
Quest 3Sで真価を発揮する「イヤホンジャック」機能を搭載!

「E3 Pro」は、ヘッドストラップ自体に3.5mmイヤホンジャックを内蔵しており、Quest 3Sユーザーであればこのストラップを装着するだけで、お気に入りの有線イヤホンをそのまま使用可能になります。
Quest 3Sのレビュー記事でも触れましたが、Quest 3Sの内蔵スピーカーは音の輪郭がぼやけがちで、空間定位も曖昧なんですよね…。
そのせいもあってスピーカーの音質が特にネックとなっていたのですが、その問題を一発で解決してくれるのがこのイヤホンジャック機能です!
また、深夜や周囲に気を使う環境でも音漏れを気にせず楽しめるというのも大きなメリットで、実家や隣の部屋に配慮が必要な環境の方にとって、このイヤホンジャックの搭載はかなり嬉しいポイントになりそうです!
「S3 Pro」よりも高速な22.5W急速充電に対応!

「E3 Pro」は22.5Wの急速充電に対応しており、新モデルになったことで充電速度がさらに向上しました!
さらに、バッテリーには両モデル共通の「B100」(10,000mAh)を採用することで、Quest 3の駆動時間を約3~4時間延長が可能!
フレンドとワールド巡りをしたり、イベントに参加したりと、長時間のVRChatライフを快適に楽しめます。
また、バッテリーを2個用意すれば、ホットスワップで交換しながら無限にワイヤレスでPCVRが可能となっていて、充電切れを気にせずに心ゆくまでVRChatが遊べてしまうのも嬉しいポイントです!
外観と付属品をチェック


付属品について
「E3 Pro」の付属品は以下の通りです。
- ヘッドストラップ本体
- B100バッテリー(新型大容量&高出力モデル)
- USB-C充電ケーブル
- 取扱説明書
付属のバッテリー「B100」は、新型の10,000mAh大容量&高出力モデル。長時間のVRChatやワイヤレスPCVRでも安心して使えます!
また、充電をもっと手軽にしたい方には、別売の急速充電器「BD3」もオススメ!
マグネットが内蔵された充電スタンドにカチッと置くだけで、最大3個のバッテリーを同時充電できるため、 充電の手間を減らしたい方にはぜひチェックしてほしいアイテムです。

E3 Proの側面には、充電残量が一目で分かるインジケーターを搭載!
また、上部には電源ボタンが付いており、長押しで電源オフにすることが可能です。
ただし、電源をオンにすることはできないため、正直そこまで使う場面は少なそうです。(バッテリーを装着すると自動で電源オンになります。)
さらに、インジケーターの下部には3.5mmイヤホンジャックを搭載しており、ここに有線イヤホンを挿せば、Quest 3Sのスピーカーを使わずにクリアな音でVRを楽しむことができます。

後方には、バッテリーを装着するための台座が搭載されており、 マグネットでがっちりと固定できる仕様になっています。マグネットはかなり強力で、首を激しく振ったり、ダンスをしても外れる心配はなし!
また、ストラップの調整ダイヤル部分は内側に配置されているため、 他のストラップと比べてもソファーにもたれ掛かったり、VR睡眠時にも邪魔にならない適した形状になっています!
E3 Proを「Quest 3」に装着した際のイメージ


E3 Proを「Quest 3S」に装着した際のイメージ


見た目については「S3 Pro」と比べて排熱ファンが省かれている分、非常にスマートになっています。シンプルなデザインになったことで、よりスッキリとした印象ですね。
また、Quest 3Sはデバイス本体にイヤホンジャックがないため、ツルの部分に穴が開く形になるのは少し気になりますが、使用するぶんには特に問題ありません。
見た目の好みは分かれるかもしれませんが、機能性には影響がなく快適に使えます。
フィット感&実際の使用感について
フィット感に関しては、個人的に「S3 Pro」よりも「E3 Pro」のほうがフィッティングが高く、スイートスポットを正確に合わせやすくなったと感じました。
雑に被っても頭頂部のヘッドバンドがしっかりフィットしてくれるため、スイートスポットがズレにくく、映像が常にクリアに見えるのが大きなポイントです。
これは、「S3 Pro」が頭から生えるアンテナのような2点と額で支える方式だったのに対し、「E3 Pro」は頭の上から縦にクッションで支える形に変更されたことが大きな理由だと思います。
もちろん、装着感については顔の形状や頭の大きさによって個人差があるので、一概にどちらが絶対に良いとは言えませんが、どちらにしても純正ストラップよりは圧倒的に快適!
また、重量バランスも「S3 Pro」の良さをしっかり引き継いでいて文句なし。 さらに約100gの軽量化も相まって、長時間使用しても疲れを感じにくくなっているのがしっかり体感できました。
「E3 Pro」はこんな人におすすめ!

- 長時間のVRChatやPCVRを快適に遊びたい人
- イヤホンジャック付きで有線イヤホンを使いたいQuest 3Sユーザー
- 軽量&フィット感の良いヘッドストラップを探している人
- ホットスワップ対応のバッテリーで、充電を気にせず遊びたい人
- VR睡眠をしたい人(ダイヤルが内側で快適!)
「S3 Pro」とは少し用途が異なる姉妹モデルとして、よりカジュアルに長時間VRを楽しみたい人にはピッタリなヘッドストラップになっています!
用途やプレイスタイルに合わせて、最適なストラップを選んでみてくださいね!
こんにちは!桜乃こはくです!