「Oculus Link」時にVIVEトラッカーを使ってVRChatをフルトラでプレイする方法

スタンドアロンVR機なのに全身をトラッキングできる!

前回の記事では「Oculus Link」を使ってSteamVRを起動してゲームをプレイする方法!をご紹介しましたが、今回はその続編。

Oculus Linkを使ってVRChatをフルトラッキングでプレイする方法を記載したいと思います。

なお、PCと無線接続できる『Oculus Air Link』のやり方はこちらの記事でご紹介しています。

【Oculus Quest2】AirLinkを使ってVRChatを無線フルトラで遊ぶ方法!【INDEXコントローラ対応】

2021.06.12

用意するもの

  1. ベースステーション1.0もしくは2.0(1個以上)
  2. VIVEトラッカー(腰のみなら1個・両足もやりたいなら3個)

こちらはSteamVR版のVRChatを使用します。詳しいインストール方法は上記の記事を参照してください。

SteamVRの設定ファイルを編集する

まず、QuestとVIVEトラッカーの複数デバイスを認識させるためにSteamVR側の設定ファイルを編集していきます。

SteamアプリやSteamVRがまだインストールできていない方は、Steam公式サイトから予めSteamアプリをDL&インストールしておき、ストア内にあるSteamVRをインストールしておきましょう。

設定ファイルの編集については、トナさんの記事を参考にさせて頂きました。

最初に C:\Program Files (x86)\Steam\config フォルダを開きます。
steamvr.vrsettingsファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。

"steamvr" : {}の中に以下を追加します。

"activateMultipleDrivers" : true,
"forcedDriver" : "null",

カンマも必要なので入力忘れがないように注意しましょう。

おそらく、設定ファイルの最後あたりに”steamvr”の項目があると思うので、その{}内に追記してやる感じですね。

カンマも必要なので忘れずに記載しましょう。上記の文章をそのままコピペでも大丈夫です。

追記が終わったらファイルの保存を忘れずにしておきましょう!

VIVEトラッカーを認識させる

VIVEトラッカーを認識させるにはベースステーションが1個以上必要です。2個以上あれば対角線上に配置することで360度どの方向を向いても認識してくれるようになります。

また、SteamVRのデバイスメニューから事前にVIVEトラッカーとベースステーションをペアリングしておきましょう。

SteamVRのステータス左上の三からベースステーションとVIVEトラッカーのセットアップができます。
ベースステーションは設定内の「ベースステーション」からペアリングできます。
VIVEトラッカーは「コントローラーのペアリング」を選択してVIVEトラッカーを選択。あとは指示通りに進めるとペアリングできます。
上手く認識すればベースステーションとVIVEトラッカーがデバイスとして表示されます。

VIVEトラッカーの位置を調整する

SteamVRにQuest本体とVIVEトラッカーの両デバイスを認識させることには成功しましたが、そもそもOculusとVIVEは相容れぬ存在…。

このままではVIVEトラッカーが正常にトラッキングされないので、座標を自動的に修正してくれるツール『OpenVR-Space Calibrator』を導入しておきましょう。

ちなみにツールを使用しない場合は手動で位置を合わせる必要がある為、めちゃくちゃ面倒くさいです…。

GitHubリンク:OpenVR-Space Calibrator

 

GitHubにある実行ファイルをDL&インストールしておきましょう。

インストールが完了するとSteamVRのスタートアップオーバーレイアプリとして登録されますので確認しておきます。

スタートアップアプリとして登録されていない場合は、SteamVRの「設定」→「スタートアップ」からスタートアップオーバーレイをONにしておくことで、毎回自動的にアプリが立ち上がってくれてかなり便利です。

スタートアップの登録が終わったら、SteamVRを立ち上げてメインメニューから『OpenVR-Space Calibrator』を開きましょう。

まず、①「Copy Chaperone Bounds to profile」を選択してデフォルトのプレイエリアを保存しておきます。

続いて②「Reference Space」一覧からQuestのコントローラを選択します。(左右どちらでもOK)

ここで選択したコントローラの座標情報を元に、VIVEトラッカーのトラッキング情報を補正するというわけです。

トラッキング情報を補正したいVIVEトラッカーを③「Target Space」で選択しましょう。

ちなみに、トラッカーは一個だけを補正すれば自動的に他のトラッカーにも反映されるため、すべてのトラッカーを補正する必要はありません。

最後に④「Start Calibration」を選択して、キャリブレーション情報を補正します。

…といっても、文字で書いても分かりにくいと思うので、やり方を動画でご紹介しますね!

やり方を大まかに説明すると、②で選んだQuestのコントローラと③で選んだVIVEトラッカーを一緒に持って、空中で8の字を描くようにして位置情報を補正する『キャリブレーションの舞』を踊ります。

Calibration Speedは「Fast」「Slow」「Very Slow」とありますが、遅くなればなるほど精度が上がるようです。

ただ普通に使う分にはFastでも問題ありません。

ゲージがMAXになれば完了です。

実際にキャリブレーションして確認する

では実際にアバターをキャリブレーションしてみましょう!

キャリブレーションとは、アバターに自分の体をシンクロさせるために行う設定のようなものです。

VRCではキャリブレーションのことを「おめかし」や「お化粧」と言う人いるそうな…。

アバターとのキャリブレーション方法は、アバター選択画面から変更したいアバターを選択するか、メニュー画面内になるキャリブレーションを選択します。

画像のようにアバターがTポーズを取り、OculusTouchと先ほど設定したVIVEトラッカーが表示されると思いますので、アバターの位置と合わせてOculusTouchのトリガーを引きます。

これでキャリブレーションは完了です。

鏡の前で自分の足や腰がきちんと動くかどうかを確認してください。

問題がなければ好きなポーズを取って写真撮影をして完了です!おつかれさまでした。

実際の動きはこんな感じ。腰と両足が動くと没入感と表現力が段違いですね!

ベースステーションの電源管理は「スマートプラグ」がおすすめ!

トラッカーを使用する度にベースステーションの電源をON-OFFするのが面倒という方は、スマホやAlexaなどの音声AIから電源管理が可能な「スマートプラグ」の導入がおすすめです!

スマートプラグを導入すると、いちいち電源プラグを抜き差しせずとも動画のようにスマホのアプリ上からベースステーションの電源をON-OFFすることができます。

興味のある方は是非導入してみてくださいね!

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