VRChatではVRカメラやデスクトップモードのスクリーンショット機能を使って写真を撮影することが出来ますが、デフォルト設定では1920×1080のFHDでしか撮影できずに少しトリミングするだけでも画像の粗さが目立ってしまいます。
そこで今回は、VRChatで撮影した写真を4K解像度で保存する方法をご紹介したいと思います!
現在のVRCではカメラやスクリーンショットは「3840×2160」の4Kにまで対応しており、VRChatフォルダに一つファイルを追加するだけで簡単に撮影解像度を変更することができます。
事前にやること
VRChatのデータが保存されているフォルダは隠しフォルダ内にあるため、事前に隠しフォルダを表示できるようにしておきましょう。
また4Kでスクリーンショットを撮影するために一つファイルを作る必要があるので、合わせてファイルの拡張子を表示できるように設定しておきましょう。
Windows 10の場合

事前にフォルダのメニューバーから”表示”タブを選択して『ファイル名拡張子』と『隠しファイル』に☑チェックを入れておきましょう。
または、「オプション」→「表示」から隠しフォルダの表示に☑チェック。
拡張子は表示しないからはチェックを外しておきます。


Windows 11の場合

フォルダーのメニューバーにある「表示」から「表示」に入っていきます。
その中にある『ファイル名拡張子』と『隠しファイル』に☑チェックを入れておきましょう。
もしくは、上記のWindows10と同様にオプション内から設定することも可能です。
4K解像度で保存するためのファイルを追加する
隠しファイルと拡張子の表示が終わったら、VRChatフォルダに4K解像度でスクリーンショットを保存するためのファイルを追加していきます。
インストールフォルダを特に変更していなければ下記のようなフォルダ構成になっていると思いますので、まずはVRChatのデータフォルダを開きます。
"C:\Users\ユーザー名\AppData\LocalLow\VRChat\VRChat" を開く
フォルダを開いたら、その中に『config.json』というファイルを作ります。
config.json を作成する
ファイルの作り方は、「右クリック」→「新規テキストドキュメント」でファイルを作成。
ファイル名を config.json に変更します。
このときに、拡張子もすべて置き換えるようにしてください。
あとはファイルを開いて中身を編集するだけなのですが、JSONファイルはそのままでは開けないので、ファイルを選んで「右クリック」→「プロパティ」からプログラムをメモ帳に変更しておきましょう。

こうすることで、JSONファイルをテキストファイルとして開くことが出来るようになります。
4K解像度でVRカメラやスクリーンショットを保存するための内容
config.json を開いて、下記のコードを入力(コピペ)して「保存」します。
{ "camera_res_height":2160, "camera_res_width":3840, "screenshot_res_height":2160, "screenshot_res_width":3840 }
このコードを入力することで、VRカメラとスクリーンショット撮影時の解像度を「2160×3840」の4Kで撮影することが可能です。
指定範囲は720~選ぶことができますが、現在のVRCが対応している最高解像度は2160の4KがMAXのようなので2160に合わせています。
この状態でVRC内で写真を撮れば、撮影された写真が4Kになっているはずです。
詳細についてはVRChat公式ドキュメントにある ”ファイル構成” から確認することが可能です。
VRChat docsガイド:https://docs.vrchat.com/docs/configuration-file
いくつかの構成オプションを使用して、カメラの画像とスクリーンショットの設定の解像度を調整できます。最小解像度は1280×720ピクセル、最大解像度は3840×2160ピクセルです。
VRカメラで撮影した画像の高さを調整します。
camera_res_height720
~2160
VRカメラで撮影した画像の幅を調整します。
camera_res_width1280
~3840
F12キーで撮影した画像の高さを調整します。
screenshot_res_height720
~2160
F12キーで撮影した画像の幅を調整します。
screenshot_res_width1280
~3840
おさらい
以上、今回はVRChatのVRカメラやスクリーンショットで4K解像度の写真を撮影する方法をご紹介してきました!
最後にやり方をおさらいしてみましょう!
- 隠しフォルダと拡張子を表示する
- “C:\Users\ユーザー名\AppData\LocalLow\VRChat\VRChat” を開く
- 『config.json』を作成する
- コードを入力(コピペ)して保存する
やり方自体はそれほど複雑でもないので、記事の内容の通りにやればすぐに変更できると思います!
一応注意点としては、1080のFHDとは違い4Kは非常に重たいファイルになるのでストレージをかなり圧迫してしまうことと、撮影の度に4K画像を処理する為かCPU負荷が高く、一瞬だけVRCが止まることがあります。
CPUが弱いパソコンや連射撮りをしたい方にはあまり向いていない設定なので、自分の環境に合わせて設定してみてくださいね~!
また、4K撮影だとファイルが重くなってストレージの圧迫を感じる場合は別記事にある「VRChatの写真の保存先を変更する方法」を参照することをオススメします。
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ではでは、よきVRCライフを~!
こんにちは!桜乃こはくです🌸