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【Meta Quest 2】ヘッドセット内のいやーな熱気を排出してくれる排熱ファン「MOMOVR F2」が凄く快適だった!

桜乃こはく

こはよー!桜乃こはくですー!🌸

突然ですが、VRヘッドセットを被っていると目の周りに熱がこもって嫌!なんて経験をしたことはありませんか??

特に夏場にVRで遊んでいると、エアコンを効かせた部屋であってもヘッドセットの内部に熱気が溜まってきて、30分もしないうちに蒸れによる不快感とストレスで早々に脱ぎ捨てたくなっちゃいますよね!

特にQuest2って、スタンドアロン型のVRヘッドセットとしては最高に使いやすくて優秀なのですが、遮光性が高いためか他のヘッドセットと比べても通気性が悪くなりがち…。

「せっかく性能が高くても、快適に使えなければ意味がないじゃん!」

そこで目を付けたのが、VRアクセサリーメーカー”MOMOVR”から販売されている、Quest2用の排熱ファン「F2」です!

今回はこちらの排熱ファンを購入してみましたので、実際に使ってみた使用感をお伝えしたいと思います!

同じ製品で”MOMOVR”と”BOBOVR”が販売されていると思いますが、ブランド名が違うだけで販売会社は全くの同じです!

BOBO VR→アメリカ市場
MOMO VR→日本市場

在庫の関係で”BOBO VR”の製品リンクを掲載しています。

「MOMOVR F2」を10秒で説明するとこんな感じ!
  • 通気性のある専用のクッション台座とカバーが付属!
  • 風量は「弱」「強」の2種類から選べる!
  • 充電式なのでワイヤレスで動作する!
  • 連続で3~5時間使用できる!
  • Quest 2本体からも充電可能!
  • 本体重量は30gと超軽量!

開封&付属品のチェック!

こちらが、パッケージを開封したものです。

言い忘れていましたが、この製品には排熱用のファンだけでなく、排熱用の空気孔が彫られた専用のクッション台座とレザークッションがセットになっています!

実は純正のフェイスカバーって台座に通気性がほぼ無い窒息型になっているので、”それならいっそ根本から替えちゃおう”ということなのでしょうね。

台座には縦型に彫られた溝があり、この空気穴を通してヘッドセット内の熱気をファンで吸い上げて排出する仕組みのようです!

また、付属されているクッション自体もかなり上質なもので、長時間使っていても額や頬が痛くなるといったことはありませんでした。

今だとあまり知らない人も多いかもしれませんが、一時期Quest 2に付属されているフェイスクッションの素材が肌の炎症を引き起こす可能性があるという理由で、リコール対象になっていたんですよね。

そのときに互換品として配布されていたのが「VR COVER製」のフェイスクッションだったのですが、今回はそれに近い装着感がします。

これは一般的に市販されている2,000円前後のヘッドクッションと比べてもかなりクッション性が高く上質なものなので、初期のQuest 2を使っている身からすると、これだけでもかなりお得に感じますね!

遮光性を高めるための鼻の隙間を埋めるための”ノーズパッド”も付いています!

ちなみに、フレームとクッションはマジックテープで固定されているだけで、ペリペリっと簡単に剥がすことができます。

着用時の皮脂汚れは、中性洗剤や重曹などで拭き取るか、ノンアルコール性のウエットティッシュを使えばいいみたいなので、お手入れも手軽でいいですね!

そして、こちらが排気ファン本体です。

INDEXのものと違ってファンが剥き出しになっておらず、内部でファンを回して下側にある給気口から熱気を吸い上げて前面から排気する仕組みのようです!

まるでターボ車のボンネットにあるダクトに似たような構造…。いやまぁ全然違う気もしますが、見た目もどことなく車のボンネットに似ている気がするのでそんな感じです!

桜乃こはく

車のダクトは確か吸気だったはずだけど、見た目が似てるから実質ボンネットです!

本体の左側にはパワースイッチと充電端子(USB-C)が配置されていました。

電源は、○がOFFの状態、Ⅰが「弱」、Ⅱが「強」になっており、物理スイッチで操作します。まるで昔の扇風機みたいでアナログちっくな反面、それなりにチープですw

本体には内蔵バッテリーが搭載されているため、一回の充電で3~5時間ほど使用できます。

万が一充電が切れてしまっても、USB-Cから充電することが可能なので、普段からモバイルバッテリーを常用している方は電池切れの心配は無さそうですねー。

あとは給電手段がない場合でも、Quest 2本体からUSB-Cケーブルを通して給電しながら使うこともできるため、充電に関してはそこまで心配する必要は無さそうです!(ただし、Quest 2 の動作電力の約5%のバッテリーを消費するそうです)

バッテリーが切れそうになっても、Quest 2本体から充電できるのは地味に便利でした!
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実際の使用感

それでは、ここからは実際の使用感をお伝えしていきましょう。

ファン本体の装着は非常に簡単で、付属されているクッション台座を装着した後に上部にある切り欠きにファン本体を「カチッ」というまではめ込むだけです!

本体カラーも白色なので見た目の違和感も少なく、すごくスマートな印象を受けますね!

重量も30gしかないので、特に重さを感じることもなくいい感じです~。

早速動作させてみましたが、「弱」の状態でも目の周りの熱気がしっかり取れるくらいの効果はあり、なかなか良さげ!

ただし、あくまでも排熱を目的としたファンなので扇風機のような『涼しさ』を感じるほどの風量はありません。

どちらかと言うと、ファンの後ろ側に手をかざしたときの吸われる感じに似ていて、なんとなく空気の流れを感じることができる…といった感じです。

それでも着用していると、ヘッドセット内部の熱をしっかり逃がすことができるので、お風呂上がりやVRフィットネス後のレンズの曇りが気になる方や、体を動かして熱気で蒸し蒸しするあの不快感が苦手な方には絶大な効果がありますよ!

桜乃こはく

排熱効果自体は高いので、レンズの曇りが気になる方にはめっちゃいいかも!

デメリットを上げるとすれば、たとえ「弱」であっても、ファン特有の「サーー」っというファンノイズが少しだけ気になる感じです…。

ゲームをしているとほとんど気にならない程度ですが、VRChat等のマイクを使用するソフトの場合だと、僅かながら後ろで扇風機を回しているようなファンノイズを拾ってしまうようです。

ゲームやダンスワールドなど、BGMや音声ボリュームが激しいシーンでは気付かないことの方が多いですが、睡眠ワールドなどの静かな場所では「後ろで空調が回っているのかな?」程度には思われてしまうかも。

あと、目の周りの熱は確実に取り除くことができますが、本体の前面から出ている熱源からの熱は相変わらず暑いままなので『ひんやり快適!』を期待して買うと痛い目を見るかもしれません。

もちろん、スイッチを「強」にすることで排熱効果は高まりますが、同時にファンの音も大きくなってしまうのでなかなか悩ましいところ。

体を動かした際のクールダウン時に素早くヘッドセット内の熱を逃したい場合など、運動後に一時的に使用するのが「強」モードの正しい使い方かなと思います。

桜乃こはく

あくまでも排熱ファンなので、本体を冷やしたり冷風を送り込む効果はほぼありません…。

使用してみての総評!

というわけで、今回はQuest 2専用の排気ファン「MOMOVR F2」の使用感をお伝えしてきました!

総評としては、音は若干気になる部分ではありますが、電源を入れた瞬間から確実に熱気が取れることを実感できますし、お風呂上がりなどに使用してもレンズ内が曇るといったこともない高い効果のある製品だと思います!

INDEX用のファンのときもそうでしたが、この手の排熱ファンは満足度の高いものが多いですね!

“MOMOVR”という企業自体がVRを専門に扱うアクセサリーメーカーとのことで、ノーブランド品に比べて信頼性もありますし、Quest2内の熱気が気になるという方はこちらの製品を一度チェックしてみてほしいと思います!

桜乃こはく

こはく的レビュー評価としては

評価 :4/5。

星4つです!

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