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こちらは前回の公開した、ROOXさんから発売されたQuest 3用の視度補正レンズの高級オプション品をご紹介する内容となります。
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現在、ROOXさんから視度補正レンズの新作オプションをテスト中で、目に優しい「ルティーナレンズ」に加え、グレアやゴーストの原因となる光の乱反射を極限まで抑えた「ノンリフレクションコート」が施されたものを1月25日に投入予定とのこと。
今回はROOXさんより「新作品のテストをしてみて、是非意見を聞かせてほしい!」とのお声がけを頂きましたので、実際に使用してみた感想をお伝えしたいと思います。
低反射で目に優しい高級オプションレンズ!
今回、製品化としてテスト中のレンズですが、白内障や加齢黄斑変性などの眼病から目を守るとされている「ルティーナ」と呼ばれる特殊なレンズに、レンズの乱反射を最小限に抑えるための「ノンリフレクションコート」を施したものです。
これらのレンズやコーティングにはどのような特徴があるのかを少しまとめてみました。
「ルティーナ」とは、目の中に存在する色素「ルテイン」を保護するために開発されたメガネレンズで、紫外線や有害な光(HEV)を約94%もカットし、白内障や加齢黄斑変性などの眼病の予防に役立ち目の健康を維持する役割をもっています!
ほぼ毎日、長期間VRを遊ぶ方であれば、このような目を守る目的のレンズは、ヘビーユーザーであればあるほど大きく響いてくるのではないかと考えられます。
「ノンリフレクションコート」は、レンズ表面の反射を最小限に抑えるための特殊なコーティングであり、視界の悪化や目の疲れ、頭痛の原因となる光の反射を低減します。
特にVR内では、明るいシーンと暗いシーンが混在する場所で光の乱反射から発生するゴーストを抑制する働きがあります。
このように、今回のオプションは目に優しいレンズである「ルティーナ」に、光の乱反射を抑えるためのノンリフレクションコーティングを施すことで、澄んだ視界と目の保護の両立を実現した長時間VRを遊ぶヘビーユーザー向けのプレミアムなオプションというソリューションです。
ちなみに、お値段の方もしっかりとプレミアムな価格となっており、定価19,800円となっています。(かなりお高い…!)
視度補正レンズとしては高価ですが、『VR内での見え方』に強いこだわりを持ちながら目の健康にも気を使う方に向けた高級オプションだと言えますね!
開封~外観まで
製品自体はエコパッケージで梱包されてクリックポスト便で到着しました。
同梱物には、製品の使用に関するクオリティカードと取扱説明書が入っていました。
レンズ自体は他のものと大きな差はなく、アタッチメントとなる土台をQuest 3のレンズに嵌め込み、補正レンズの部分だけをマグネットで脱着するタイプの構造です。
今回送っていただいたレンズには、ルティーナの他にノンリフレクションコートが施されているため、若干ですがレンズの縁が青みがかったように見えます。
ただ、レンズの視界自体は透明感は高く、見え方については特に変に見えるようなこともなく良好でした。
レンズの比較と実際に使用してみて感じたこと。
さっそくレンズを装着してみて反射感を確認してみましたが、これはかなり違いがわかりますね…!
左側は傷防止コートとブルーライトカットが施された同型のレンズで、右側はルティーナとノンリフレクションコートが施されたものです。これらを比較すると、右側の方が明らかに光の反射が抑えられていることが分かります。
VR内での視覚体験も同じで、例えばVR空間では暗い場所から光が漏れる表現がよくありますが、通常のレンズの場合では、光が暗い場所に漏れると光の反射が目立ち、映像がギラつくことがあります。
しかし、試用中のレンズではノンリフレクションコートの効果なのか、光漏れによる乱反射が少なく、明暗が頻繁に変わるシーンでも比較的クリアな視界を確保することができていました。
また、これはVRChatなどの没入型コンテンツだけでなく、「YouTube VR」や「Amazon プライムビデオ」などの映像の明るさと周りの暗さの対比が大きく出るコンテンツにおいても非常に効果的であり、VRを利用して動画視聴を楽しむ方にもこのレンズの効果を実感できると感じます。
特に、DJブースやダンス会場などの明暗の差が激しい場所で効果が顕著に出ているように感じます!体感でもわかるくらいに光の乱反射が抑えられて、主に映像のギラつき感の低減を実感することができました。
ただし、見え方については個人差が非常に大きいものだと思いますので、今現在レンズの乱反射やグレア感を特に感じない方は、あまり効果を実感できないかもしれません。
また、このオプションは定価が19,800円とかなり高額なため、VRでの見え方に相当なこだわりを持つユーザーでなければ割に合わないと感じることでしょう。
私もどちらかというとVR内の映像にはこだわるタイプですが、それでも約2万円という金額はこういう機会でもない限りはおいそれと出せる金額ではありませんからね…。
もとよりプレミアムオプションという位置づけですが、金額よりもVR内の映像体験を何よりも優先する方に、多少価格が張ってでも最高のクオリティでVR体験をしたいという贅沢な願望をお持ちの方にピンポイントで刺さる製品だと思います。
決して万人向けではないからこそ、一部の強いこだわりを持つユーザーにぶっ刺さる超ニッチでリッチな仕様だと言えますね!
需要は非常に限定的だとは思いますが、見え方がよくなるためならば出費は厭わない層を狙い撃つROOXさんの姿勢には本当に驚かされます…!
まとめ
最後にまとめますと、このVR視度補正レンズは高品質かつプレミアムなオプションとして位置付けされたもので、価格についてもかなり高額です。
ただし、VR内の映像に強いこだわりを持つ方にとっては他社ではまず実現できない唯一無二の製品に仕上がっていると断言できますし、そこに価値を見出だせる方であれば、より質の高いVR体験をすることができると思います。
何度も言いますが、決して万人向けではいからこそ、一定以上のプレミアムな視界を求めるユーザーにとっては非常に魅力的な提案だと言えるでしょう!
これからこのような様々な用途に特化した『ハイエンド仕様』のレンズオプションが登場することを考えると、新製品のレンズの登場に期待に胸が高鳴りますね!
こんにちは!桜乃こはくです!